スタンドアロン販売価格の見積に残余アプローチを使用する場合

履行義務内のオーダー明細に「残余アプローチの使用」が指定されている場合、またはオーダー明細が「残余アプローチの使用」が指定された履行義務テンプレートに指定されている場合、履行義務のスタンドアロン販売価格が収益管理で見積もられます。

この表は、使用可能な2つの残余アプローチ方法を示しています:

残余アプローチ方法

残余アプローチ方法 ナビゲーション 詳細
収益基準データ・インポート・テンプレート 収益基準データ・インポート・テンプレートの「VRM_SOURCE_DOC_LINES」タブで、スタンドアロン販売価格の見積時にオーダー明細で残余アプローチを使用するかどうかを示す「残余アプローチの使用」列に「Y」と入力します。

義務内のオーダー明細の「残余アプローチの使用」列が「Y」の場合は、次のように処理されます:

  • 残余アプローチを使用してスタンドアロン販売価格が見積もられます。
  • 既存のスタンドアロン販売価格の検証から、このオーダー明細が除外されます。
  • トランザクション明細に指定されたスタンドアロン販売単価が無視されます。
  • 履行義務内の1つ以上の約束詳細明細で「残余アプローチの使用」列が「Y」の場合は、アプリケーションで残余アプローチを使用して履行義務の拡張スタンドアロン販売価格が見積もられます。
ノート: 「履行義務テンプレートの作成」ページの「価格設定ディメンション組合せの導出」機能は、セカンダリ・グループ化メカニズムとしてのみ使用されるので、残余の見積計算には影響しません。
「履行義務テンプレートの作成」ページ 「履行義務テンプレートの作成」ページで、「残余アプローチの使用」チェック・ボックスを選択します。

「残余アプローチの使用」チェック・ボックスが選択されていると、次のように処理されます:

  • 残余アプローチを使用してスタンドアロン販売価格が見積もられます。
  • スタンドアロン販売価格の検証から、この履行義務が除外されます。
ノート: 「履行義務テンプレートの作成」ページの「価格設定ディメンション組合せの導出」機能は、セカンダリ・グループ化メカニズムとしてのみ使用されるので、残余の見積計算には影響しません。