回収タスク

回収タスクは、戦略の下で実行される活動です。戦略は、回収プロセスの完了に役立つ、グループ化された一連のタスクで構成されます。すべてのタスクおよびタスクの詳細は、「戦略」タブで確認できます。

メリット

タスクのいくつかのメリットは、次のとおりです。

  • ビジネスに固有のタスクを構成し、タスクを戦略にグループ化して、各顧客の回収リスク・スコアに基づいて戦略を適用できます。

  • 回収を委任されている顧客のグループに基づいて、自分または他のユーザーにタスクを直接割り当てることができます。

  • これらのタスクは手動または自動で構成できます。

タスクの作成方法

タスクを作成する方法を次に示します。

  1. 次のタスクを開始する前または後の時間を設定します。

    丁寧なリマインダを送付した後、フォローアップの電話通話タスクをスケジュールするまでに5日の猶予を顧客に対して設けるとします。フォローアップの電話通話タスクを作成するには、「戦略がこのタスクを実行するまで待機する時間」に従ってタスクが実行されるように設定し、待機時間を5日として設定します。

  2. タスク完了後の待機時間を追加します。

    タスクがオプションであるかどうかを指定します。オプション・タスクを完了しない場合は、待機時間の終了時に自動的にクローズされます。この方法で、戦略によって、次のタスクが自由に開始されるようになります。

  3. タスクが定時に完了しない場合は、マネージャにエスカレートできます。

    エスカレートできるのは手動タスクのみであることを忘れないでください。

タスク・ステータス

「戦略管理」プログラムを実行すると、各タスクのステータスが更新されます。各タスク・ステータスの意味は、次のとおりです。

  • 作成対象: タスクはまだ作成されていません。

  • オープン: 作業の処理中です

  • スキップ: タスクはスキップされました

  • タイムアウト: 待機時間前にタスクが割り当てられませんでした

  • エラー: 通信の送信中に問題が発生しました

  • クローズ済: 顧客がすでに支払を完了しているため、このタスクを実行する必要はありません

  • 取消済: 戦略が切り替えられました。タスクを実行する必要はありません

  • 完了: タスクは実行されました

ノート: 督促状の自動戦略タスクが設定されていて「オープン」ステータスの場合は、「督促状の送付」プロセスがすでにスケジュールされていることを意味します。進行中のタスクを取り消しても、通知書の送信プロセスは停止しません。