会社間売掛/未収金トランザクション

会社間トランザクションは所有者が共通の2つのエンティティ間のトランザクションです。会社間トランザクションの会計は、Receivablesで標準のトランザクションとは別に記録されます。

Receivablesは、会社間会計の設定に定義された第一者(法的エンティティ)と第三者(請求先顧客)との関係に基づいてトランザクションが会社間トランザクションであると判断します。トランザクションが会社間とマークされると、自動会計から導出される標準の売掛/未収金勘定ではなく、会社間売掛/未収金勘定が会計に使用されます。これは、手動で作成されたトランザクションと自動会計を使用してインポートされたトランザクションの両方に適用されます。

会社間トランザクションを制御するルール

会社間会計は、請求書、クレジット・メモ、対顧客勘定クレジット・メモ、デビット・メモおよびチャージバックについて記録されます。会社間勘定の導出は、トランザクションの作成後、会社間トランザクションの完了前に発生します。

次のルールによってReceivablesでの会社間トランザクションの使用が制御されます。

  • 修正: 会社間トランザクションに対して手動修正および自動修正を行えますが、これらの修正は会社間としてマークされず、会社間勘定を導出しません。

  • 配分: 会社間トランザクションの作成後は勘定科目配分を更新できません。

  • 入金: 入金の全額または一部を会社間トランザクションに制限なしに消し込むことができます。

  • 対顧客勘定クレジット・メモ: 会社間対顧客勘定クレジット・メモは会社間トランザクションにのみ消し込みます。関連消込ページには会社間トランザクションのみ表示されます。

  • 売掛/未収金期間クローズ: 関連する会社間期間のクローズ後に売掛/未収金会計期間をクローズします。売掛/未収金会計期間を先にクローズした場合、関連する会社間期間のクローズの警告が表示されます。

売掛/未収金年齢調べGL勘定科目別レポートおよび売掛管理からの一般会計突合せレポートを使用して突合せ時に会社間トランザクションをレビューできます。