「税金構成の定義」タスク・リストのスコープ値

スコープでは、初期構成時にタスク・リストのコンテキストを設定することで、実装プロジェクトのパラメータを定義します。

設定移行サービスに基づいて設定データをエクスポートする場合、スコープ値は、それぞれの構成パッケージにエクスポートするために選択したデータを管理するためのパラメータとして機能します。

基本税金設定は増分設定で、基本構成の各ステップが前のステップの上に作成されます。タスク・リストは順番に編成されています。実装プロジェクトの増分ステップにスコープ値を定義して、後続のタスクに移動すれば、継続性を確保して、容易に設定できます。

ノート: スコープは実装時は貴重なツールですが、税金スコープ値は必須ではありません。定義しないという選択も可能です。

スコープの定義

トランザクションまたは源泉徴収税の実装時に、税金、税管轄区域、税金ステータス、税率、税金控除率および税務処理基準のスコープ値を定義できます。スコープを設定するには、次を実行します。

  • 複数の値の選択および追加

  • 新しい値の作成

選択したスコープ値によって、その設定のコンテキストが定義されます。たとえば、税のスコープ値として使用する税制を選択した場合は、その値が「税金の管理」ページの検索属性に自動的に移入されます。その税制の属性は、「税金の作成」ページにも移入されます。税金設定の次のステップには、同じロジックが適用されます。

スコープ値

次の表は、「税金構成の定義」および「拡張税金構成の定義」タスク・リストでスコープ値を定義する場所を示しています。

スコープの定義場所

スコープ値

税金の管理

税制

税率および税金控除率の管理

  • 税制

  • 税金

  • 税金ステータス

税務処理基準の管理

  • 税制

  • 税金

税管轄区域の管理

  • 税制

  • 税金

税金ステータスの管理

  • 税制

  • 税金