「計算ポイント」が「請求書」または「支払」に設定されている源泉徴収税設定で「請求書金額の源泉徴収の許可」オプションを選択するとどうなりますか。

「計算ポイント」が「請求書」に設定されている場合、源泉徴収税設定に対する「請求書金額の源泉徴収の許可」オプションの影響はありません。

「請求書金額の源泉徴収の許可」オプションが選択され、「計算ポイント」が「支払」に設定されている場合、源泉徴収税は、支払金額ではなく合計請求書金額で計算されます。

次に例を示します。

源泉徴収税率が10%で、請求書金額が1000の場合、計算された源泉徴収税は100になります。

  • 「計算ポイント」が「請求書」の場合。

    請求書に対して計算された源泉徴収税は100で、この請求書が支払われると源泉徴収税は再計算されません。

  • 「計算ポイント」が「支払」で、一部支払として600が支払われた場合。

    請求書金額は常に源泉徴収税の計算対象になるため、支払時に計算される源泉徴収税は60ではなく100です。100未満の支払金額は許可されず、エラーが発生することに注意してください。