エンタープライズ・プロジェクト体系の設定

エンタープライズ・プロジェクト体系(EPS)を使用すると、上位レベルのカテゴリに対するプロジェクト・データの集計が可能になります。プロジェクト・アプリケーション管理者は、プロジェクト・エグゼクティブにレポートする目的で、エンタープライズの各プロジェクトのグループ化、所有者および委任者の追加を実行できます。

EPSを設定するには、プロジェクト・アプリケーション管理者は次を実行する必要があります。

  • 要素を作成し、これらを階層に配置します。

  • 必要に応じて、関係者を所有者、委任者およびビューアとして各要素に追加します。親要素の関係者は、子要素と同じロールを自動的に受け取ります。

    ノート: 関係者には、プロジェクト階層ダッシュボードにアクセスするためのプロジェクト・エグゼクティブ・ロールを割り当てる必要があります。
  • EPSデータの更新プロセスを送信します。

エンタープライズ・プロジェクト体系の作成

プロジェクト体系には最大10のレベルを作成できます。

  1. ナビゲータ」→「設定および保守」をクリックし、「エンタープライズ・プロジェクト体系の管理」タスクを検索します。

  2. エンタープライズ・プロジェクト体系の管理」リンクをクリックします。

  3. エンタープライズ・プロジェクト体系」セクションでプロジェクト要素を選択します。

  4. 子エレメントの追加」アイコンをクリックします。

  5. 「子エレメントの追加」ウィンドウに、EPS要素の名前および説明を入力します。

  6. 次を実行して、「関係者」セクションのEPS要素に関係者を追加します。

    1. 「名前」列に直接所有者を入力します。

    2. 「名前」列に直接委任者を入力します。

    3. EPS要素に別のビューアを追加するには、「直接ビューアの追加」をクリックします。

    4. 「保存してクローズ」をクリックします。

  7. プロジェクトをEPS要素に編成するには、未割当のプロジェクト要素を選択し、すべての未割当のプロジェクトを表示します。新しく作成されたプロジェクトは、未割当のプロジェクト要素に自動的に割り当てられます。

  8. 次のステップを実行して、未割当のプロジェクトを関連要素に移動します。

    1. 未割当のプロジェクトを選択します。

    2. プロジェクトの移動」ボタンをクリックします。

    3. 「プロジェクトの移動」ウィンドウで、プロジェクトを移動する要素を選択します。

    4. 「保存してクローズ」をクリックします。また、プロジェクトを未割当のプロジェクト要素からドラッグ・アンド・ドロップし、すべての未割当のプロジェクトを関連要素に移動することもできます。

  9. 「完了」をクリックします。

EPSデータの更新

  1. スケジュール済プロセス」ページに移動します。

  2. 「スケジュール済プロセス」ページで、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。

  3. 「新規プロセスのスケジュール」ウィンドウで、「EPSデータの更新」プロセスを検索して選択します。

  4. 「OK」をクリックします。

  5. プロセス詳細」ウィンドウで、「送信」をクリックします。

  6. 確認メッセージで「OK」をクリックします。

  7. または、関係者は、プロジェクト階層ダッシュボードの「EPSデータの更新」処理を使用してEPSデータを更新できます。