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ユーザー名、パスワードおよび通知のプリファレンスの設定

セキュリティ・コンソールを使用して、ユーザー名、パスワードおよびユーザー通知のプリファレンスを設定します。 たとえば、強度の高いパスワードを設定するようにユーザーに要求したり、短いユーザー名を実装したり、ユーザーが受信する通知のテキストを変更したり、通知を完全にオフにできます。

オラクル社が提供するのは、サンプル通知のみです。 通知に含まれているオラクル固有の文言は変更し、ユーザーに必要と思われる他の情報を追加する必要があります。 たとえば、新規アカウントについてユーザーが最初に受け取る通知には、パスワードを作成するためのリンクが含まれています。 ただし、セキュリティ上の理由からユーザー名は含まれていません。 ユーザー名はその後に届くパスワードのリセットに関する通知に含まれていることを、新規アカウントに関する最初のこの通知で説明できます。

ユーザー名およびパスワードのプリファレンスの設定

  1. 「設定と保守」作業領域からセキュリティ・コンソールを開きます。

    • オファリング: 営業

    • 機能領域: ユーザーおよびセキュリティ

    • 表示: すべてのタスク

    • タスク: アプリケーション・セキュリティ・プリファレンスの管理

    または、ホーム・ページで「ツール」「セキュリティ・コンソール」をクリックします。

  2. 「ユーザー・カテゴリ」をクリックします。

    「ユーザー・カテゴリ」タブでは、様々なカテゴリのユーザーに対して様々なプリファレンスや通知を設定できます。 作成およびインポートするすべての営業ユーザーはデフォルト・カテゴリに作成されるため、そのカテゴリのプリファレンスのみを設定します。

  3. 「DEFAULT」をクリックします。

    「デフォルト・ユーザー・カテゴリ: 詳細」ページで、ユーザー名の書式を設定できます。

  4. 「編集」をクリックします。

  5. 「ユーザー名生成ルール」リストから、使用するユーザー名の書式を選択します。

    ユーザー名を手動で入力するか、ファイルからインポートする場合以外は、この選択に従ってユーザー名が生成されます。 デフォルトでは、ユーザー名としてEメール・アドレスが使用されます。

    Partner Relationship Managementを実装する場合は、パートナ担当者の作成時にEメールを使用する必要があります。 それ以外の場合は、次の3つのいずれかのオプションを使用できます。

    • 名.姓

    • Email

    • 名のイニシャルと姓

    ユーザーにとって番号は覚えにくいため、「個人またはパーティ番号」は使用しないでください。 たとえば、John Smithに対して生成された個人番号が100000000178803の場合は、ユーザー名も100000000178803になります。

  6. 「生成ルールが失敗した場合にシステム・ユーザー名を生成」オプションを使用すると、選択したオプションで使用できる情報がない場合でもユーザー名が生成されます。

  7. 「保存して閉じる」をクリックします。

  8. 「パスワード・ポリシー」サブタブをクリックします。

  9. ここでは、パスワードの強度と有効期限を指定できます。 たとえば、特殊文字をパスワードに使用するようユーザーに要求し、パスワードの変更頻度を指定できます。

  10. 「管理者によるパスワードの手動リセットを許可」オプションを選択して、管理者がユーザーに対して新しいパスワードを手動で作成できるようにします。

  11. 「保存して閉じる」をクリックします。

Eメール通知の構成およびOracle固有テキストの変更

DEFAULTユーザー・カテゴリ・タブの「通知」サブタブで、ユーザーに送信するEメール通知(存在する場合)およびその通知のテキストを指定できます。 アプリケーションでは現在、1つの言語で記述されたテキストのみの通知がサポートされています。

次の変更を行うことができます。

  • すべての通知をオンまたはオフにします。

    デフォルトでは、すべての通知がオンになっています。 たとえば、テスト環境を設定する場合は、営業ユーザーを作成するときに通知をオフにし、設定中にアプリケーションにユーザーがサインインすることがないようにします。

  • 個々の通知をオンまたはオフにします。

    デフォルトでは、個々の通知がすべてオンになっています。

  • 独自の通知を作成します。

    オラクル社は、オラクル固有の文言を使用した、事前定義済の英語のサンプル・テンプレートを提供しています。 実際には、ユーザーに必要な情報を提供するため、独自のテンプレートを作成する必要があります。

Eメール通知を構成する方法を次に示します。

  1. 「通知」サブタブをクリックします。

    サブタブには、Oracleから提供されるデフォルトの通知テンプレートがリストされます。 このリストには、通知をトリガーするイベントとEメールの件名が表示されます。

  2. 変更を加えるには「編集」をクリックします。

  3. すべての通知をオフにする場合は、「通知プリファレンス」見出しの下の「通知使用可能」オプションの選択を解除します。

  4. 個々の通知をオフにする場合は、次の手順を実行します。

    1. テンプレート名のリンクをクリックします。

    2. 「使用可能」チェック・ボックスの選択を解除します。

    3. 「保存して閉じる」をクリックします。

  5. 独自の通知テンプレートの作成方法を次に示します。

    1. 「テンプレートの追加」をクリックし、イベントを選択します。

      イベントを選択すると、対応するOracleテンプレートで用意されているテキストが自動的にコピーされ、これは編集できます。

    2. 通知の件名およびテキストを編集します。

      メッセージ・テキストに含めることのできるトークンのリストを次に示します。 各トークンは${firstName}のように、中カッコで囲まれていて先頭にドル記号が付いてます。

      トークン

      意味

      イベント

      userLoginId

      ユーザー名

      • ユーザー名を忘れた場合

      • パスワードの期限切れ

      • パスワード・リセットの確認

      firstName

      ユーザーの名

      すべてのイベント

      lastName

      ユーザーの姓

      すべてのイベント

      managerFirstName

      マネージャの名

      • 新規アカウントの作成 - マネージャ

      • パスワード・リセットの確認 - マネージャ

      • パスワード・リセット - マネージャ

      managerLastName

      マネージャの姓

      • 新規アカウントの作成 - マネージャ

      • パスワード・リセットの確認 - マネージャ

      • パスワード・リセット - マネージャ

      loginURL

      ユーザーがサインインできるURL

      • 外部IDP署名証明書の失効

      • パスワードの期限切れ

      • パスワード失効警告

      resetURL

      ユーザーが自分のパスワードをリセットできるURL

      • 新規アカウントの作成 - マネージャ

      • 新規ユーザーの作成

      • パスワードの生成

      • パスワード・リセット

      • パスワード・リセット - マネージャ

      CRLFX

      改行

      すべてのイベント

      SP4

      スペース4つ

      すべてのイベント

      adminActivityUrl

      管理者が管理アクティビティを開始するURL

      管理アクティビティのリクエスト

      providerName

      外部アイデンティティ・プロバイダ

      外部IDP署名証明書の失効

      signingCertDN

      署名証明書

      外部IDP署名証明書の失効

      signingCertExpiration

      署名証明書失効日

      • 外部IDP署名証明書の失効

      • サービス・プロバイダ署名証明書の失効

      encryptionCertExpiration

      暗号証明書失効日

      サービス・プロバイダ暗号化証明書の失効

      adminFirstName

      管理者の名

      • 管理アクティビティ事業所ベースのアクセスの無効化の確認

      • 管理アクティビティのシングル・サインオン無効化の確認

      adminLastName

      管理者の姓

      • 管理アクティビティ事業所ベースのアクセスの無効化の確認

      • 管理アクティビティのシングル・サインオン無効化の確認

    3. 「使用可能」オプションを選択します。

    4. 「保存して閉じる」をクリックします。

    Oracleから提供される事前定義済テンプレートが自動的に無効になります。 1つのイベントに対して1つのテンプレートのみを関連付けることができます。

  6. DEFAULTカテゴリ: 通知ページで、「完了」をクリックします。

同期プロセスの頻度の警告の設定

警告メッセージを望まない場合は、次を読んでください。 セキュリティ・コンソールに移動した際に、ユーザーおよびロール・アプリケーション・セキュリティ・データのインポート・プロセスが過去6時間内に実行されていない場合は、警告を受けます。 プロセスを毎日実行するようにスケジュールした場合は、警告の値も変更することをお薦めします。

  1. 「管理」サブタブをクリックします。

  2. 「最終同期ジョブ実行以降の時間数の警告」の値を変更します。