サブタブのデフォルト検索の構成
「サービス・リクエスト」および「導入ベース資産」タブ以外のすべての標準アプリケーション・サブタブにデフォルトで表示する情報を指定できます。 営業担当がサブタブを開くと、管理者が設定したデフォルトの検索基準に基づいてレコードのリストが表示されます。
たとえば、営業担当がアカウントの「商談」サブタブを開くと、自分に表示権限があるすべてのオープン商談のリストが表示されます。 管理者は、リストを生成するデフォルトの検索基準を変更できます。 たとえば商談の場合は、リストを絞り込むためのフィルタとして営業ステージを追加できます。 「営業ステージ」フィルタが追加された「商談」サブタブのスクリーンショットを次に示します。

営業担当はデフォルトの検索値は変更できますが、デフォルトの検索フィールドは変更できません。 ただし、検索フィールドと値を実行時にさらに追加することで、検索を絞り込むことができます。 サブタブへのデフォルト検索フィルタの追加はオプションです。 このステップをスキップした場合、検索フィールドはサブタブに自動的に追加されませんが、ユーザーは検索リージョンを表示して必要な検索を実行できます。
担当者などのオブジェクトに共通のタブの場合は、1つのオブジェクトに対してのみデフォルトの検索基準または演算子を設定します。 基準は、そのタブが表示されるすべてのオブジェクトに設定されます。 異なるオブジェクトの同じサブタブに異なる基準を設定すると、最後に保存された変更が実行時に反映されます。 つまり、オブジェクト間で共有されるサブタブに異なる検索基準を設定することができません。
デフォルトの検索フィルタ・フィールド、演算子および値を追加する手順は、アカウント、リード、商談などのすべてのオブジェクトで同じです。 「リードの編集」ページの「担当者」サブタブ検索の手順の例を次に示します。
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アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します
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をクリックします。
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「オブジェクト」ナビゲーション・ツリーで、「標準オブジェクト」、「営業リード」の順に展開し、「ページ」をクリックします。
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「アプリケーション・ページ」タブが選択されていることを確認します。
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「詳細ページ・レイアウト」リージョンで、標準レイアウトを強調表示して「複製」アイコンをクリックすることで、標準レイアウトを複製します。
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新しいレイアウト名を入力し、「保存して編集」をクリックします。
「詳細レイアウト」ページが表示されます。
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「サブタブ・リージョン」で、「担当者」を強調表示して鉛筆アイコンをクリックします。
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「詳細フォームの構成」ページ・リージョンから、「要約表の構成: 検索リージョン」に移動します。
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「担当者」サブタブに適用するデフォルトの検索フィルタを選択します。
標準の担当者フィールドとカスタム担当者フィールドの両方があるリストから選択できます。 動的選択リスト・フィールドのピック、およびIDベースの固定選択リスト・フィールドや検索不可のフィールドの選択はできないことに注意してください。 また、多対多(M:M)関係に基づいてサブタブが追加された場合は、サブタブにすでに表示されている交差オブジェクト・フィールドからのみ選択できます。
たとえば、ジョブ・タイトルが営業マネージャであるすべての担当者を検索するための検索フィルタを作成するとします。 ドロップダウン・リストから「ジョブ・タイトル」を選択し、演算子として「次と等しい」を選択し、営業マネージャと入力します。
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「完了」をクリックして、「担当者」サブタブ・レイアウトのレイアウト・ステータスが「アクティブ」に設定されていることを確認します。
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変更をテストします。リード・ページへのアクセス権を持つユーザーとして、 にナビゲートします。リードを編集し、「担当者」サブタブに表示されるデータに営業マネージャのジョブ・タイトルを持つ担当者のみが含まれていることを確認します。
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サンドボックスを公開します。