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販売カタログ

営業担当は、販売カタログから選択することによって、顧客が購入に関心を持つ製品または製品グループを入力します。 商談およびリードにエントリを作成する場合は、カタログを参照するか、製品名を入力できます。

販売カタログは、カタログ内の製品を分類して整理する製品グループの階層で構成されています。 各製品グループおよび製品の摘要を含めることができます。 各製品に1つのイメージをアップロードできます。

製品グループは、営業テリトリのディメンションとして使用したり、売上予測に使用したりできます。 予測の設定中に、予測する販売カタログの製品グループ階層のレベル数を指定できます。 たとえば、Vision Corp.は、市場に投入したばかりのグリーン・サーバーのラインに関する商談で、取引のクローズを助ける専門家を、製品グループを使用して割り当てます。 また、各サーバー・ラインの予測も作成します。

営業担当がカタログを参照するときに表示されるCX Sales UIの「参照」ページのスクリーンショットを次に示します。 スクリーンショットでは、「参照」セクションの製品グループ階層(コールアウト1)と「製品」セクションの製品および説明(コールアウト2)が強調表示されています。
ネストされた販売カタログの例が表示された「参照」ページのスクリーン・キャプチャ

営業担当は、個々の製品ページにドリルダウンして、製品摘要とイメージを表示できます。 サンプル製品のCX Sales UIの「製品詳細」ページのスクリーンショットを次に示します。 このページには、製品名、摘要およびイメージが含まれます。 ページの下部にある詳細および仕様タブおよび残りのタブは、販売カタログでは使用しません。

Green Server 1000のイメージと簡単な説明が表示された「製品詳細」ページのスクリーン・キャプチャ。 「詳細および仕様」タブは販売カタログ製品の一部ではなく、追加テキストが表示されています。

CX Sales and Fusion Serviceのカタログ

販売カタログとサービス・カタログの構成要素は同じです。 両方とも製品グループと製品を使用し、同じUIおよびインポート・プロセスを使用して作成します。 ルート製品グループを作成し、下にカタログを作成します。 営業担当はカタログを使用して、商談およびリードに製品の関心を入力します。 サービス・エージェントは、カタログを使用して、サービス・リクエストに製品を入力します。 販売カタログとサービス・カタログの違いは2つあります。

  • 製品グループの使用方法。

    営業では、製品グループ別に予測することや、製品グループを使用して商談を割り当てることができます。 サービスでは、製品グループを使用して、解決のために適切な作業キューにサービス・リクエストをチャネルできます。

  • 製品が販売またはサービス用に表示されるかどうかは、様々な製品オプションによって決定します。

    製品は、販売カタログに表示されるように「販売に適格」オプションが選択され、サービス・カタログに表示されるように「サービスに適格」オプションが選択されている必要があります。

2つのカタログ間で製品および製品グループを共有でき、販売とサービスの両方に対して1つのカタログを作成することもできます。 単一のカタログを選択する場合、または2つのカタログに対して同じ製品グループを再利用する場合は、サービスが引き続き必要になる可能性があるいくつかの製品の販売が中止される場合があることに注意する必要があります。 または、販売でプロモーションまたは季節的な販売に固有の製品グループが作成される場合があります。

CX Sales and Fusion Serviceカタログの製品

製品グループのみで販売およびサービス・カタログを作成することはできますが、価格表など、販売の高度な機能を使用するには、製品を作成する必要があります。 また、Oracle Configure, Price, and Quote (CPQ) Cloudを含む他のOracleクラウド・サービスとの統合を有効化するには、製品を使用する必要があります。 アプリケーション・コンポーザを使用して、フィールドの追加など、製品グループでは使用できない機能である製品の変更を実行することもできます。

作成する製品は、すべてのフロントオフィス・クラウド・サービスのマスター品目リポジトリであるOracle Fusion Product Modelにも格納されます。 そのため、作成する製品の価格設定と見積をOracle CPQ Cloud、サービス提供をOracle CX Sales and Fusion Serviceで行うことができます。

Oracle Fusion Product Modelは様々なクラウド・サービスに含まれ、フロントオフィス・クラウド・サービスで使用する基本機能を提供します。 サプライ・チェーン・クラウド・サービスまたはERPクラウド・サービスを営業アプリケーションと一緒に実装する場合は、Oracle Product Hub Cloud Serviceのライセンスを取得し、Oracle Product Hub CloudのUIおよびインポート機能を使用して、品目を設定する必要があります。 営業アプリケーションでは、バックオフィス・サプライ・チェーン・アプリケーションで使用可能な詳細レベルで製品を作成できません。 営業アプリケーションでは、販売または出荷する品目の物理的な場所を追跡する必要はないため、たとえば、営業アプリケーションで作成するすべての製品は、Oracle Fusion Product Modelの品目マスター組織レベルで作成されます。 品目区分を管理する機能が含まれているのは、Oracle Product Hub Cloudのみです。 営業アプリケーションで作成されるすべての製品は、デフォルト品目区分で作成され、生産設計フェーズを使用します。

次の図に、製品がOracle CX Sales and Fusion Serviceおよび関連するクラウド・サービスで果たすロールを示します。

  • Oracle CX Sales and Fusion Serviceでは、UI (コールアウト5で示される)で個別に、またはファイルからの製品のインポート(コールアウト6)によって、販売およびサービス・カタログの製品を作成できます。

  • 製品レコードはOracle CX Sales and Fusion ServiceおよびOracle Fusion Product Model (コールアウト7)の両方で作成されます。

  • 製品を製品グループに関連付けることにより、製品を販売またはサービス・カタログ(コールアウト3)に表示します。

  • 営業担当は、「商談」UI (コールアウト1)から販売カタログを参照または検索し、顧客が購入に関心を持った製品を選択できます。 販売カタログには、「販売に適格」オプションが選択された製品のみが表示されます。

  • サービス・エージェントは、サービス要求UI (コールアウト4)から製品を入力します。 サービス・カタログには、「サービスに適格」オプションが選択された製品のみが表示されます。

  • 価格表(コールアウト2)を使用して製品の価格を設定するか、Oracle Configure, Price, and Quote Cloud (コールアウト8)で見積を作成できます。 価格表およびCPQ Cloudを使用するには追加の統合が必要なため、このガイドでは取り扱いません。 (価格表は販売機能ですが、Groovyスクリプトを使用して商談と統合する必要があります。)

  • Oracle Fusion Product Model (コールアウト7)は、サプライ・チェーン、オーダー管理、在庫タスクのための強力な製品管理アプリケーションで、ライセンスが別途必要なOracle Product Hub Cloud (コールアウト10)の基礎を形成します。 営業アプリケーションでは、Oracle Product Hubで取得できる数百の品目属性よりも少ない品目属性が使用されるため、Oracle Product Hub Cloudを実装する場合は、営業のUIまたは製品インポートを使用することはできません。 Oracle Supply Chain CloudまたはOracle ERP Cloud (コールアウト11)と一緒に使用できるOracle Product Hub Cloudで製品を作成するには、Oracle Product Cloud HubのUIおよび品目インポート(コールアウト9)を使用する必要があります。

Oracle CX Sales and Fusion Service、Oracle Product Hub CloudおよびOracle Configure Price Quote (CPQ) Cloudの機能間の製品統合の図。 図の詳細はテキストで説明されています

販売カタログを作成する方法

販売カタログの作成方法の概要は次のとおりです。

  1. カタログのルート製品グループを作成します。 UIで製品グループを作成するか、または残りの製品グループと一緒にインポートできます。 作成する必要があるのは、ルート製品グループのみです。 その他の製品グループはすべてオプションです。

  2. UIで、またはインポートによって、販売カタログの製品を作成します。

  3. 製品グループ階層の残りをインポートできます(存在する場合)。

  4. 個々の製品を販売カタログに表示するには、製品グループと製品を関連付ける必要があります。 UIの各製品グループを編集し、含まれる製品を選択することにより、関連を作成できます。 または、製品グループとインポートに含まれる製品の関連を作成することもできます。

サンプル販売カタログ構造

次に、Vision Corp.の販売カタログ構造の図を示します。 会社はラップトップとGreen ServersおよびSentinel Serversという2種類のサーバーを販売しています。 カタログを作成するため、Vision Corporationは:

  1. UIでルート製品グループとしてVision Productsを作成します。

  2. 製品のインポート・マクロを使用して、製品をインポートします。

  3. 製品グループのインポート・マクロを使用して、残りの製品グループおよび製品との関連をインポートします。

Vision Corporationの販売カタログの構成を示す図。 販売カタログは、ルート製品グループVision Productsと、製品タイプを表す2つの子製品グループServersおよびLaptopsで構成されます。 サーバー・ファミリには、Green ServersとSentinel Serversという2つの製品グループがあります。 各サーバー・ファミリには3つのサーバー製品が含まれています。 Green Server製品は、Green Server 3000、Green Server 6000およびGreen Server 9000です。 Sentinel Server製品は、Sentinel Server 1500、Sentinel Server 3000およびSentinel Server 7000です。 Ultra Laptop製品グループ(Laptops製品グループの子)には、Ultra Z15 Laptop、Ultra Z17 LaptopおよびUltra ZX15 Laptopという製品が含まれます。