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代替条項と不適合条項の関係の仕組み

条項の作成または編集時に、契約条件ライブラリの他の条項との関係を指定できます。

次の2つから条項の関係を選択します。

  • 代替

    代替関係を使用して、作成者が契約の標準条項に代入できる条項を指定します。

  • 不適合

    不適合関係を使用して、契約に同時には存在できない条項をハイライト表示します。

設定する関係はどちらも双方向ですが、次の図に示すように推移的ではありません。
条項関係の設定。

関係のその他の特性を次に示します。

  • 作成する関係は、将来のすべての条項バージョンに対して有効です。

  • 同じビジネス・ユニット内の同じ目的の条項間にのみ関係を設定できます。

  • 調達アプリケーションで使用される暫定条項は、他の暫定条項とのみ関係を持つことができます。

  • 条項採用では、関係は条項をそのまま採用する場合にのみグローバル・ビジネス・ユニットからローカル・ビジネス・ユニットに自動的にコピーされます。

代替関係の設定

契約の標準条項に代替条項をいつ代入するかを契約作成者に決定させる場合は、代替条項を設定します。

次の図は、代替条項の設定を示しています。標準条項を作成して、それを契約条件テンプレートに含めます。代替条項を作成します。変更項目を使用して条項間の差異を示すことで、作成する必要がある代替条項の数を減らすことができます。標準条項と代替条項の間の代替関係を指定します。契約オーサリング中に、契約条件テンプレートによって契約条件に標準条項が適用されますが、契約作成者が代替条項のいずれかに置換できます。次の図は、契約条件ライブラリの条項間の代替関係の設定を示しています。
契約条件ライブラリの条項間に代替関係を設定します。

契約条件オーサリング中に、契約作成者は特別な条項アイコンで代替条項の存在を通知されます。 代替条項の1つを標準条項に代入することを選択した場合、代入は契約差分レポートに条項差分として記録されます。

また、「条項使用の分析」処理を選択することで、代替条項を使用している契約を判別できます。

不適合関係の設定

条項のグループを不適合として指定する場合、契約に複数の不適合条項が存在すると、契約条件検証中に警告が生成されます。

不適合条項の設定例を次の図に示します。 設定時に、条項2および条項3が条項1と不適合であると指定し、条項1を契約条件テンプレートに関連付けます。契約作成者または契約エキスパート・ルールにより、契約条件テンプレート(条項1を含む)が契約に適用されます。契約作成者または契約エキスパート・ルールにより、条項3が契約条件に追加されます。検証中に警告が表示されます。次の図は、不適合の条項関係を示しています。
不適合条項関係。