「契約の編集」ページでは、契約をレビューするためにサプライヤと共有できます。 サプライヤは、契約を共有したという通知を受信し、「契約の管理」ページのサプライヤ・ポータルから契約にアクセスできます。
ノート: この機能は、オプトイン・オプションの「サプライヤ・ポータルでの企業契約の共有」によって制御されています。 「設定および保守」作業領域でこの機能を有効にできます。
共有文書は、「契約の編集」ページの「文書」タブにあります。 サプライヤと共有している文書は、内部共有文書としてリストされます。 改訂後にサプライヤがアップロードした文書は、外部共有文書としてリストされます。 サプライヤは、契約のみでなく、多くのタイプの文書をポータルで共有できます。
サプライヤと契約を共有する方法を次に示します。
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「契約」作業領域から、「契約の管理」タスクを使用して、改訂、レビューおよび共有可能なドラフト契約を検索します。
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検索結果から「サプライヤ・ポータルで共有」処理を使用すれば、契約を共有できます。 共有する前に契約をまず確認する必要がある場合は、「契約の編集」ページからこの処理を選択することもできます。 共有するサプライヤ担当者が「パーティ」タブにリストされており、「文書」タブの文書が正しいことを確認します。
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「サプライヤ・ポータルで共有」ページで、担当者と共有する文書を「文書」タブで「内部共有文書」としてプレビューします。
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契約を共有して通知するサプライヤを「通知詳細」の「担当者」リージョンで選択します。 表示される担当者は、サプライヤ・パーティの「パーティ」タブにリストされている担当者です。
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選択したサプライヤ担当に送信するEメールのデフォルトの件名およびメッセージ・コンテンツを編集します。
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「共有」をクリックして続行します。 サプライヤ担当者は、サプライヤ・ポータルで通知を受信し、契約に加えてEメールで詳細な通知メッセージを受け取ります。
デフォルトでは、通知を受信するサプライヤ担当者は選択されていません。 通知を送信せずに契約を共有することもきますが、「共有」ボタンをクリックすると警告が表示されます。 この時点で、この契約にアクセスできる外部パーティが、共有された契約を表示できるようになります。 契約を共有すると、確認が表示され、「契約の編集」ページの「外部で共有」チェック・ボックスが選択されます。 後で契約を共有しないようにする場合は、「契約の編集」ページの「外部で共有」チェック・ボックスの選択を解除できます。 契約の共有を停止しても、通知は送信されません。
「サプライヤ・ポータルで共有」処理が表示されるのは、次の場合のみです。
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契約に対する編集アクセス権がある場合
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契約が購買目的の場合
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契約がドラフトまたは修正中ステータスの場合
ノート: 「ドラフト」または「修正中」ステータスでない契約に対しては、共有契約文書を追加、削除または更新できません。
契約を受け取った後、サプライヤは契約文書をダウンロードして、改訂した文書をポータルにアップロードできます。 サプライヤは、サプライヤ・ポータルの「契約の管理」ページから「通知の送信」処理を使用して顧客に通知できます。 共有している文書をレビューして、カスタム通知メッセージを作成できます。 通知が送信されたことを示す確認が表示されます。 サプライヤ担当者の場合と同様に、通知およびEメールによる詳細なメッセージが送信されます。 サプライヤは、通知を受信する担当者を選択できません。 かわりに、契約管理者およびバイヤー・ロールを持つすべての内部パーティ担当者にデフォルトで送信されます。