コンテンツ・ゾーンのセキュリティ・オプション

調達ビジネス・ユニットに対してコンテンツ・ゾーンが作成される場合、管理者はコンテンツ・ゾーンが調達に使用されるか、購買依頼発行に使用されるかを指定します。コンテンツ・ゾーンの用途を指定すると、コンテンツ・ゾーンが適用されるフローが決まります。

購買発行依頼のコンテンツ・ゾーンには、特定の購買依頼発行ビジネス・ユニットで作業するすべてのユーザーまたは特定のユーザーがアクセスできます。コンテンツ・ゾーンは、購買依頼のプロセスで購買依頼明細を更新するバイヤー、またはOracle Self Service Procurementのセルフサービス依頼者に適用されます。

コンテンツ・ゾーンの使用に応じて、次のセキュリティ・オプションを使用できます。

購買依頼発行BUで保護: このオプションは、コンテンツ・ゾーンが購買依頼発行に使用される場合に使用できます。これは、コンテンツ・ゾーンが購買依頼のプロセスで購買依頼を更新するバイヤー、およびセルフサービス調達で購買依頼を作成する依頼者または作成者に適用されることを意味します。コンテンツ・ゾーンには、コンテンツ・ゾーンに割り当てられたいずれかの購買依頼発行BUへのアクセス権がある依頼者がアクセスできます。
ワーカー単位で保護: このオプションは、調達または購買依頼発行で常に使用できます。コンテンツ・ゾーンには、コンテンツ・ゾーンに割り当てられたワーカーのみがアクセスできます。
全調達ユーザーが使用可能: このオプションは、コンテンツ・ゾーンが調達に使用される場合に使用できます。これは、購買オーダー、契約および公開ショッピング・リストを保守するユーザーにコンテンツ・ゾーンが適用されることを意味します。コンテンツ・ゾーンには、コンテンツ・ゾーンの調達ビジネス・ユニットへのアクセス権があるすべてのユーザーがアクセスできます。
搬送先事業所により保護: このオプションは、コンテンツ・ゾーンが購買依頼作成に使用される場合に使用できます。つまり、処理中の購買依頼を更新するバイヤー、およびレスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションで購買依頼を作成する依頼者または作成者に適用されます。
コンテンツ・ゾーンを事業別に保護する際には、次の場所から選択できます:
- コンテンツ・ゾーンの調達BUがサービス・プロバイダである購買依頼発行BUの事業所セット
- 共通事業所セット
ショッピング中にコンテンツにアクセスするには、プリファレンスで設定された「搬送先事業所」がコンテンツ・ゾーンに割り当てられている必要があります。また、購買依頼発行BUがコンテンツ・ゾーンの調達BUのクライアントである必要があります。

コンテンツ・ゾーンが購買依頼発行に使用されるとどうなるか

コンテンツ・ゾーンが購買依頼発行に使用される場合、カタログ管理者はコンテンツ・ゾーンを適用可能な購買依頼発行ビジネス・ユニットを指定する必要があります。コンテンツ・ゾーンが購買依頼発行ビジネス・ユニットに割り当てられた場合、その購買依頼発行ビジネス・ユニットへのアクセス権があるすべてのユーザーがコンテンツ・ゾーンにアクセスできます。コンテンツ・ゾーンへのアクセスをさらに制限するために、カタログ管理者はコンテンツ・ゾーンを個々のユーザー(従業員または派遣就業者)に割り当てることができます。

コンテンツ・ゾーンが調達に使用されるとどうなるか

コンテンツ・ゾーンが調達に使用される場合、デフォルトで、所有する調達ビジネス・ユニットへのアクセス権があるすべてのユーザーがコンテンツ・ゾーンによって保護されたコンテンツにアクセスできます。オプションで、カタログ管理者はコンテンツ・ゾーンによって保護されたコンテンツへのアクセスを個々のユーザー(従業員や派遣就業者など)に制限できます。