Oracle Applications CloudのSOAP Webサービスについて
Simple Object Access Protocol (SOAP) Webサービスを使用して自社の別のアプリケーションを統合したり、ビジネス機能をOracle Cloudパートナや顧客に公開します。
Oracle Applications CloudのSOAP Webサービスの2つのカテゴリを次に示します。
カテゴリ | 用途 |
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ビジネス・オブジェクト・サービス | 商談やマーケティング・キャンペーンなどのビジネス・オブジェクトを操作します。 標準のCRUD操作を実行して、公開されているビジネス・オブジェクトを作成または変更できます。 これらのサービスは、Application Development Framework (ADF)を使用して実装されます。 |
プロセス・サービス | 特定のビジネス・オブジェクトの操作を中心としないビジネス・プロセスを管理します。 これらのサービスは、通常、サービス指向アーキテクチャ(SOA)コンポジットを使用して実装されます。 |
SOAP Webサービスは、次の業界標準に基づいています。
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eXtensible Markup Language (XML): Webサービス・コンシューマとWebサービス・プロバイダ間の統一された通信を可能にするデータ形式
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XMLスキーマ: ビジネス・トランザクションで使用されるXMLボキャブラリを記述するフレームワーク
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Simple Object Access Protocol: Webサービスの実装で、構造化された情報を交換するためのプロトコル
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Web Services Description Language (WSDL): SOAPベースのWebサービスを記述するためのモデルを提供するXMLベースの言語
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WS-Policy: ポリシーを使用してWebサービスの機能、要件および全般的な特性を記述する、柔軟性と拡張性に優れた構文フレームワーク
Webサービスへのアクセス
webサービスおよびサポートされている操作の詳細を含むトピックは、それらを実行するために必要な権限に関する追加情報を提供する場合があります。 オプションで事前定義済ロールに基づいてユーザーにカスタム・ロールが割り当てられ、カスタム・ロールに適切な権限が含まれていることを確認します。
Oracle Fusion Cloud Applications全体で共通するロールおよび権限の詳細は、「共通機能のセキュリティ・リファレンス」を参照してください。 製品領域に固有のロールおよび権限の詳細は、製品固有のセキュリティ・リファレンス・ガイドを参照してください。