購買オーダー・コラボレーション・メッセージでの購買オーダーPDF搬送の構成
購買オーダーPDFをEメール添付として配信するように構成できます。 その場合、購買オーダーのみが含まれます。
事前定義済のOAGIS 10.1メッセージ定義を使用する場合、購買オーダー添付は、サプライヤに配信された購買オーダー・メッセージの処理、変更および取消に埋め込まれます。 XSLファイルを変更して、購買オーダー自体が埋込み添付として含まれるようにできます。
どちらの場合も、電子通信に添付を含めるプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
プロファイル・オプションの有効化
実行する必要がある手順を次に示します。
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調達アプリケーション管理者関連権限を持つユーザーとして、Oracle Applications Cloudにサインインします。
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「設定および保守」作業領域で、「調達ファウンデーション」機能領域の「管理者プロファイル値の管理」タスクにアクセスします。
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「管理者プロファイル値の管理」ページで、「電子通信に添付を含める」プロファイル・オプション(PO_ELECTRONIC_COMM_ATTACHMENTS)を検索します。
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プロファイル・オプションの値を「はい」に設定します。
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はい: 購買オーダーPDFおよびその他の添付は、購買オーダー・アウトバウンド・メッセージとともに送信されます。
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いいえ: 購買オーダーPDFおよびその他の添付は、購買オーダー・アウトバウンド・メッセージとともに送信されません。
購入PDFをEメール添付として送信
実行する必要がある手順を次に示します。
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「プロファイル・オプション」の有効化の項の説明に従って、「電子通信に添付を含める」プロファイル・オプションを有効にします。
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購買オーダーをEメール添付として送信するには、次の事前定義済メッセージ定義を使用して、購買オーダーの処理と変更、取消を行います:
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CMK_1.0_PDF_PROCESS_PO
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CMK_1.0_PDF_CHANGE_PO
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CMK_1.0_PDF_CANCEL_PO
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購買オーダーPDFを交換する取引先に対してEメールの配信メソッド・タイプを設定し、これらのメッセージ定義およびその取引先のEメール配信を使用してアウトバウンド・メッセージを設定します。
コラボレーション・メッセージ定義、配信メソッドおよびアウトバウンド・メッセージの詳細は、Oracle Applications CloudのB2Bメッセージングの構成および管理ガイドを参照してください。
埋込み添付としての購買オーダーの送信
実行する必要がある手順を次に示します。
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「プロファイル・オプション」の有効化の項の説明に従って、「電子通信に添付を含める」プロファイル・オプションを有効にします。
購買オーダーの事前定義されたOAGIS 10.1メッセージ定義では、サプライヤに送信するXMLメッセージに添付が埋め込まれます。
CollaborationMessagingService
webサービスで使用できる事前定義済のメッセージ定義は次のとおりです:-
OAGIS_10.1_PROCESS_PO_OUT
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OAGIS_10.1_CHANGE_PO_OUT
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OAGIS_10.1_CANCEL_PO_OUT
CollaborationMessageV2Service
webサービスで使用できる事前定義された購買オーダー・メッセージ定義は、次のとおりです:-
OAGIS_10.1_PROCESS_PO_COLLAB_MSG_OUT
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OAGIS_10.1_CHANGE_PO_COLLAB_MSG_OUT
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OAGIS_10.1_CANCEL_PO_COLLAB_MSG_OUT
購買オーダー自体を購買オーダーXMLメッセージに埋込み添付として含め、事前定義済メッセージ定義を使用している場合は、使用しているメッセージ定義に関連付けられたXSLファイルを変更する必要があります。 行
<xsl:variable name="includePOPdf" select="false()"/>
を<xsl:variable name="includePOPdf" select="true()"/>
に変更します。変更するメッセージのメッセージ定義に関連付けられたXSLファイルのダウンロード方法の詳細は、Oracle Applications CloudのB2Bメッセージングの構成および管理ガイドの「メッセージ変換パッケージのエクスポート」の項を参照してください。
XSLファイルを変更した後、元のメッセージ定義を複製し、変更されたXSLファイルを使用して新しいメッセージ定義を作成できます。
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新しいメッセージ定義を、メッセージを交換するサービス・プロバイダまたは取引先に関連付けます。
使用しなくなった既存のメッセージのステータスを非アクティブに変更できます。
メッセージ定義および設定タスクの詳細は、Oracle Fusion Cloud SCMの次の章を参照してください : B2Bメッセージング・ガイドの構成および管理:
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コラボレーション・メッセージ定義
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コラボレーション・メッセージング・サービス・プロバイダ
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B2B取引パートナのコラボレーション・メッセージング