ページ・コンポーザとアプリケーション・コンポーザを併用する場合の考慮事項
アプリケーション・コンポーザは、PLMアプリケーションを構成および拡張するための推奨ツールです。 ページ・コンポーザをすべてのPLMオブジェクトとともに使用することはできません。 既存の「アプリケーション・コンポーザ対応」ページにページ・コンポーザ対応の構成を追加しようとすると、更新中にそのような構成が中断される可能性があります。
ページ・コンポーザを使用して構成できるPLMオブジェクトを見てみましょう。
サポート対象 | サポート対象外 |
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ページ・コンポーザを使用して、次のPLMオブジェクトを構成できます:
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ページ・コンポーザでは、次のオブジェクトを構成できません:
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ページ・コンポーザを使用して、変更オーダー、変更リクエスト、問題レポートおよび修正処理の構成をいくつか実行できます。 ページ・コンポーザを使用して、「一般情報」、「影響を受ける品目」、「添付」などの事前定義済タブのタブ・リージョン内でのみコンポーネントを追加します。
ただし、アプリケーション・コンポーザまたはタブ・バー・コンポーネント自体で構成されたタブは変更できません。 タブの追加、名前変更、非表示、削除または変更を行うことはできません。 これは、ページのアクションまたはボタンに適用されます。
ページ・コンポーザ構成 | 説明と例 |
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オブジェクト・ページの標準フィールドの名前を変更または非表示にします。 | 次のような標準フィールドの名前を変更します:
ノート: 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログ・ボックスのコンポーネントの表示プロパティを使用して、ページ・コンポーネントを表示または非表示にできます。 |
標準属性のフィールドを必須にします。 | 次のフィールドを必須にします:
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標準フィールドと以前に構成されたフィールドを並べ替えます。 | ページを選択し、コンポーネント・プロパティでのフィールドの表示順序を変更: panelFormLayoutページ。 オブジェクトにコンポーネントを追加します。 コンポーネントの例を次に示します:
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式言語を使用して、フィールドとそのラベルを表示または非表示にします。 | コンポーネントの可視性を制御する式を使用して条件を追加します。 条件が満たされると、コンポーネントが表示されます。そうでない場合は、コンポーネントは表示されません。 |
ラベルとフォントの変更、またはCSSの変更。 | ページ・レイアウトを構成して、コンテンツ・リージョンの数、配置および方向を定義します。 レイアウトはページの作成時に設定できますし、そのページにコンテンツが追加された後であってもレイアウトのスタイルを変更できます。 ノート: すべてのページのページ・レイアウトを変更できるわけではありません。 |
アクション、リンクまたはボタンを追加します。 | 「ステータスの変更」ボタンに式を追加して、変更オーダーおよび変更リクエストの表示を制御します。 |
フィールドのユーザー入力を検証します。 | 特定のフィールドに値が入力されていない場合、エラー・メッセージを表示します。 これを行うには、「コンポーネント・プロパティ」ページの「必須」チェック・ボックスを選択し、表示するメッセージを入力します。 |
「変更の概要」ページを構成します。 | 製品開発作業領域の概要タブの自分のワークリストまたは自分の変更で、「承認」および「拒否」オプションを非表示にします。 |
既存のページ・コンポーザ構成 | 追加のアプリケーション・コンポーザ構成 | アップグレードでサポート |
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PaaSアプリケーションを起動するために「一般情報」ページで作成されたボタン。 | 構成済拡張を同じページで起動する処理。 | No |
PaaSアプリケーションを起動するために「一般情報」ページで作成されたボタン。 |
変更が保存された後、「一般情報」ページの「優先度」フィールドに値が存在することを検証するGroovyスクリプト。 編集「変更オーダー」ページのタスク・タブにタスクを移入するGroovyスクリプト。 |
Yes |
「一般情報」ページのページ・コンポーザを使用して必須にされた属性。 | 「一般情報」ページでアプリケーション・コンポーザを使用して作成された構成済アクション。 | Yes |
混乱などの内部サイトにハイパーリンクを追加します。 | 現在のオブジェクトの一般情報や影響を受けるオブジェクトなど、特定の側面の「名前を付けて保存」を実行する構成済ボタン。 | Yes |
ノート: ページ・コンポーザを使用してボタンや処理、タブを構成している場合は、アプリケーション・コンポーザを使用して、式の追加など、これらをさらに変更することは避けてください。 同様に、アプリケーション・コンポーザを使用してボタン、処理およびタブを変更した場合は、ページ・コンポーザを使用して追加の構成を行わないでください。