目的と範囲

このガイドでは、製造ビジネス・プロセスが主に含まれる演習(会議室でのパイロット演習など)で、基本的な設定として使用できる簡易設定について説明します。

CRP (Conference room pilot)実装について

このガイドで使用するCRP (Conference room pilot)演習では、その一環として、製造およびサプライ・チェーン資材管理(MSCMM)オファリングに含まれる、製造、資材管理および原価会計を含む機能のサブセットを実装します。リストに示した最小限の設定タスクが終了したら、次のことを実行する準備が整います。

品目を定義します。
基本的な品目構成を定義します。
資材およびリソースの基本原価を定義します。
最初の製造作業オーダー・トランザクションを完了します。

このガイドの対象範囲

このクイック・スタート・ガイドでは、単純な作業オーダーを完了するために役立つステップと、その作業オーダー完了トランザクションの原価計算を実行するために必要なステップについて説明します。

このガイドには、MSCMMオファリングを完全に実装するために必要な、すべてのタスクが含まれているわけではありません。完全に実装するために必要な、設定およびセキュリティ・タスクがすべて含まれているわけではありません。

参照情報とヘルプ

このガイドでは、必要に応じて他のガイドへの参照を示しています。特に指定しないかぎり、ヘルプにはOracle Fusion Applicationsのヘルプ・ポータルまたはOracle Cloudのドキュメント・ライブラリからアクセスできます。

オファリングの完全実装と、オファリングへの拡張機能の実装の詳細は、Oracle SCM Cloud Manufacturing and Supply Chain Materials Managementの実装ガイドを参照してください。

Oracle Cloud Serviceトライアルへのサブスクライブの詳細は、『Oracle Cloudスタート・ガイド』を参照してください。