在庫削減のガイドライン

オーダー管理を設定して在庫を削減する場合は、次のガイドラインを使用します。

オーダー管理では、在庫管理システムで在庫削減に使用できる手持数量の金額は検証されません。したがって、使用可能な手持数量が在庫管理システムで正しく反映されていることを確認してください。そうでない場合、在庫トランザクションは在庫管理で失敗します。
供給を作成する供給タスクでは、在庫トランザクションがあるオーダー明細は処理されません。そのため、製品情報管理作業領域で品目のバック・トゥ・バック可能属性をはいに設定した場合でも、品目が在庫削減を実行できる十分な手持数量があることを確認してください。
オーダー管理は、オーダー改訂や更新を在庫管理に送信せず、在庫管理からの更新を受け入れません。そのため、オーダー管理が在庫管理にオーダー明細を正常に送信した後で発生したエラーは、在庫管理でのみ修正できます。オーダー管理では修正できません。
モデルまたはキットでは在庫トランザクションを使用できません。モデルまたはキット内の子品目の手持在庫を削減する必要があり、子が標準出荷可能品目であり、子をピックまたは出荷する必要がない場合は、子をオーダーできます。
在庫トランザクションがあるオーダー明細では、履行許容範囲を使用できません。オーダー管理では、明細の履行許容範囲は無視されます。
更新21Bより前に作成したオーダー明細の場合、オーダー明細に対して「在庫トランザクションの許可」属性値を「はい」に設定しないでください。ソース・オーダーをインポートする場合は、InventoryTransactionFlag属性をtrueに設定しないでください。
ファイルベース・データ・インポート(FBDI)、REST APIまたはSOAP webサービスを使用して、在庫管理でこの機能の在庫トランザクションを作成することはできません。

販売オーダーでピッキングまたは出荷を必要としない場合に「在庫を減らす」機能にオプト・インすると、次のようになります:

注文ラインに在庫トランザクションがある販売オーダーを送信した後は、それをオプト・アウトできません。この時点で、この機能を使用するようにコミットされています。
オーダー管理作業領域を使用して、保管場所の管理タスクで保守する保管場所から任意のオーダー明細に保管場所を設定できますが、保管場所を設定しても、オーダー管理による在庫の予約方法には影響しません。オーダー管理を使用して、指定された保管場所からオーダー明細の数量を予約することはできません。
また、オーダー明細を出荷または履行していない場合は、オーダー・インポートWebサービスを使用して、明細からロットおよびシリアル詳細を削除できます。