構成品目の統合

オーダー管理では、ユーザーが構成品目を作成および検証できるように、Oracle Configuratorランタイムがサポートされています。

販売オーダーに構成品目が含まれている場合、オーダー管理はConfiguratorManagerサービスを呼び出します。このサービスは、構成を作成および検証します。

次の詳細を取得します:

コンフィギュレータ・モデルについては、「コンフィギュレータ・モデル」を参照してください。
構成有効日パラメータ。「Order Managementパラメータの管理」を参照してください。
ファイルを使用してオーダーをインポートします。「オーダー管理にオーダーをインポート」を参照してください。
webサービスを使用して、ソース・オーダーを自動的にインポートする統合を作成します。「Order Managementの統合に使用できるWebサービス」を参照してください。

コンフィギュレータがペイロードのインポートに対して実行する検証

コンフィギュレータは、次のことを確認します:

インポート・ペイロードに含まれる各品目のモデル定義が製品情報管理に存在します。
- 構成ノード
- 各品目
- 各品目のプライマリ単位
インポート・ペイロードには、各オーダー明細の属性ProductNumberの値が含まれます。
インポート・ペイロードには、オーダー明細ごとに数量が含まれます。
製品情報管理作業領域では、インポート・ペイロードに含まれる小数数量ごとに10進数を使用できます。
インポート・ペイロードに複数のルート・モデル・インスタンスが含まれていません。
インポート・ペイロードで品目が複数回指定されておらず、オーダー管理はこの品目をProduct Information Managementのモデルに従って解決できます。
インポート・ペイロードにオプションのモデル参照が含まれている場合、ペイロードではこのモデル参照へのフル入力パスが明示的に示されます。

インポート・ペイロードでWebサービスが欠落しているノードを解決する方法

インポート・ペイロードの構成階層に2つのレベルが含まれているが、ペイロードが参照するProduct Information Managementのモデルに別の階層が含まれている場合、createConfigForModelLine webサービスは、Product Information Managementの階層と一致するようにペイロード内の構造を変更しようとします。

たとえば、インポート・ペイロードに階層が含まれているとします。

M1
- SI1
- SI2
- SI5

Product Information Managementのモデルに階層が含まれているとします。

M1
- SI1
- OC1
- SI5
  - SI2
  - SI5
  - M2
    - OC2
      - SI4
      - SI5

createConfigForModelLineは、インポート・ペイロードからこの構造に構造を変更します。

M1
- SI1
- OC1
  - SI2
- M2
  - OC2
    - SI5

Webサービスがインポート・ペイロードの数量を処理する方法

オーダー・インポート・ペイロードで構成明細に対してこれらの数量のうち1つのみが指定されている場合。

「ユニット数量」. 次に、createConfigForModelLineによってオーダー数量が計算されます。
「オーダー数量」. 次に、createConfigForModelLineによって単位数量が計算されます。

インポート・ペイロードでユニット数量とオーダー数量が指定されており、構成明細のユニット数量にすぐ上位明細のオーダー数量を乗算した場合。

「構成明細のオーダー数量と等しくなります。」 createConfigForModelLineは、行を正常に処理できます。
「構成明細のオーダー数量と一致しません。」 createConfigForModelLineはエラーを作成し、オーダーのインポートは失敗します。

インポート・ペイロードでモデル当たりの数量属性の値が指定されている場合、createConfigForModelLineではその値を無視し、インポート・ペイロードですべての構成明細に対して指定されている数量に従ってユニット数量およびオーダー数量を計算します。