Order Managementでの相互参照の作成の概要
ソース・システム、履行システムおよびOracle Order Management間のデータに関連する相互参照を作成および保守します。
各クロス・リファレンスは、システム間のデータ管理に役立ちます。 たとえば、請求システムで「30日」が使用されているときに、ソース・システムで支払条件に値「30日以内全額支払」を使用できます。 オーダー管理で相互参照を使用して、支払条件の表現方法を標準化します。
仕組み
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顧客対応 |
説明 |
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ソース・システムからソース・オーダーを受け取ります。 |
ソース・オーダーを受け取るwebサービスでは、オーダー・オーケストレーションおよびプランニング・リポジトリの相互参照を使用して、インポートされた値をOracle Applicationsの共通値に解決します。 ソース・システムと共通値の間に相互参照が存在しない場合、オーダーは履行のために発行するとエラーで失敗します。 |
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履行システムにリクエストを送信します。 |
オーダー管理では、共通値からソース・システム値に値が相互参照されます。 オーダー・オーケストレーションおよびプランニング・リポジトリ、取引先コミュニティ・アーキテクチャまたは製品情報管理でソース・システム値が見つからない場合、履行はエラーになります。 |
顧客の相互参照
ソース・システムとTrading Community Architectureの間の相互参照を保守できます。
たとえば、ソース・システムが識別子値O-524を含むレコードを送信するとします。
webサービスは、Original System Unique Reference (OSR)を使用して、ソース・システムの顧客詳細をTrading Community Architectureの顧客レジストリのレジストリIDにマップします。
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ソース・システムから顧客登録にレコードをロードします。
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レジストリID P242をレジストリ内のレコードに割り当てます。
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オリジナル・システム一意参照O-524とレジストリID P242の間の相互参照を作成します。
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レジストリID P242を、履行システムからオリジナル・システム一意参照M-42との関係として使用します。
P242は、ソース・システムをオーダー履行システムに関連付ける共通値です。
実行時の動作は次のとおりです。
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ソース・システムは、顧客データを含むソース・オーダーをオーダー管理に送信します。
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顧客がTrading Community Architectureにすでに存在する場合、オーダー管理では顧客相互参照を使用して、履行システムのマスター顧客レコードおよび顧客IDを取得します。
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オーダー管理は、顧客IDおよびTrading Community Architectureから取得するその他の属性を含む販売オーダーを履行システムに送信します。
ノート
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顧客名、連絡先名、住所など、他の値を使用して相互参照を設定できます。
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オーダー管理では、Trading Community Architectureの値がソース・システムの値と一致すると想定しています。 ソース・システムが値を送信した場合、webサービスは、元のシステム一意参照を使用するかわりに、これを使用してマスター・データを識別して解決します。
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ソース・システムを参照する各属性を識別しやすくするには、顧客マスター・データを相互参照するときに、属性名にフレーズ「当初システム参照」を含めてください。 たとえば:
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購買パーティ・オリジナル・システム参照
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出荷先住所オリジナル・システム参照
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請求先所在地オリジナル・システム参照
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取引先コミュニティ・アーキテクチャを使用せず、かわりにOracleの外部にある他のアプリケーションを使用して顧客データを格納する場合は、取引先コミュニティ・アーキテクチャで相互参照を維持する必要があります。
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取引先コミュニティ・アーキテクチャとの統合について学習します。 詳細は、「販売オーダーでの顧客詳細の表示の概要」を参照してください。
品目の相互参照
品目の属性を使用して、異なるシステム間でデータを関連付けます。
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ソース・システム 製品情報管理作業領域を使用する場合のソース・システム内の品目とOracle品目の関係。
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名前付き品目。 異なるシステムからProduct Information Managementに品目を移動する場合のソース・システム内の品目とOracle品目の間の関係。
品目データを相互参照する場合は、ソース・システム製品参照属性を使用します。
オーケストレーション・データの収集
オーダー管理では、オーダー取得システムの各属性と履行システムの各属性の間に相互参照が作成されるため、異なるシステム間で単一の表現を使用できます。 オーダー取得システムおよび履行システムでは、これらの値を使用してオーダー管理と通信します。 収集する前に、取引先コミュニティ・アーキテクチャを使用して顧客データを設定し、製品情報管理を使用して製品データを設定する必要があります。
収集する必要があるデータのタイプを次に示します。
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アクティビティ・タイプ
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通貨、換算およびタイプ
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需要区分
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文書カテゴリ
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FOBポイント
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運送条件
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請求および会計基準
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支払方法
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支払条件
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入金メソッド
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差戻事由
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リソース
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販売実績タイプ
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出荷優先度
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出荷運送業者
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出荷サービス区分
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出荷輸送モード
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税分類コード
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免税事由
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単位
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倉庫
これらの属性は、顧客または品目とは関係ありません。
データ収集ツールを使用します。
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継続収集。 データを増分的に収集します。 オーダー管理でソースする必要があるエンティティごとに高速な収集を提供します。
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ターゲット収集。 単一のビジネス・オブジェクトのデータをリフレッシュします。 必要に応じて、またはスケジュールに従って、ターゲット収集を実行するスケジュール済プロセスを実行します。
詳細は、オーダー管理のプランニング・データの収集を参照してください。
品目全体の相互参照
大量の品目を相互参照する必要がある場合は、「オープン・インタフェース」表を使用してインポートします。 「オープン・インタフェース」表またはwebサービスを介して品目バッチを使用してスポーク・システム品目をインポートすると、スポーク・システムの相互参照を自動的に作成できます。 相互参照のインポート方法の詳細は、My Oracle Supportの「ドキュメントID 1311629.1 (Oracle PIM): オープン・インタフェース表を使用して品目相互参照をOracle Product Information ManagementにインポートするサンプルSQL」を参照してください。