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主要な顧客情報の収集に関する考慮事項

ScpKeyCustomerOptionsImportTemplate.xlsmファイルを使用して、集計されていないデータが必要な主要顧客を指定します。

主要でない顧客については、インポート・テンプレートで定義した集計レベルにより、データが保持されるか集計されるかが決まります。 主要顧客と主要でない顧客を区別し、集計された主要顧客データを使用して、主要顧客向けのプランを作成できます。

ノート: ScpKeyCustomerOptionsImportTemplate.xlsmファイルの詳細は、SCMのファイルベース・データ・インポート(FBDI)ガイドを参照してください。 このガイドは、Oracle Help Center for Oracle Fusion Cloud Supply Chain Managementのガイドの1つです。 すべてのブック・リンクを使用すると、ガイドのリストがカテゴリ別に表示され、開発カテゴリを検索できます。

ScpKeyCustomerOptionsImportTemplate.xlsmファイル・テンプレートで、次のようにします。

  1. 「KeyCusOptnHeader」タブで主要顧客を定義します。 「階層名」列に有効な顧客階層の名前を入力します。

  2. 次に、その階層のレベルを「レベル名」列に入力します。 そのレベルのすべての顧客が主要顧客と見なされます。

  3. 特定の顧客のみが主要顧客として識別されるようにするには、「KeyCusOptnMembers」詳細タブで特定の顧客名を入力します。

  4. 主要顧客と主要でない顧客の両方の集計レベル値を設定します。 テンプレートの設定を使用して、データに異なる集計レベルを設定します(1、2、3など)。

  5. テンプレートをアップロードします。

ゾーン別集計の無視

顧客階層には、顧客と顧客ゾーンの2つがあり、各階層の最下位レベルは顧客サイトです。 主要顧客が存在しない場合は、「KeyCusOptnHeader」タブの「階層名」列と「階層レベル」列を空白のままにします。 ンプレートに指定されていないすべての顧客(主要でない顧客)は、階層の「その他すべて」メンバーに集計されます。

また、アップロードでは、主要でない顧客のその他すべてのゾーン・メンバーが顧客ゾーン階層内に作成されます。 ゾーン別に集計する必要がない場合は、KeyCusOptnHeader.csvの「階層名」列に#ignore_zoneと入力し、「レベル名」列を空白のままにしておきます。

集計レベル

次の表に集計レベルを示します。

集計レベル

摘要

1

すべての顧客サイトを保持し、主要でない顧客サイトを集計します。 主要顧客のデータを利用できるだけでなく、主要でない顧客のデータも、未集計のデータが必要なプランのために保持されます。 主要でない顧客の集計データが必要なプランでは、集計された顧客データを使用できます。

2

主要でない顧客サイトを集計します。 主要顧客として識別されていない顧客は、ゾーンごとに「その他すべて」のサイトに集計されます。 「階層名」列と「レベル名」列が空白の場合は、すべての顧客が主要でない顧客と見なされ、ゾーンごとに「その他すべて」サイトに集計されます。 つまり、主要顧客が存在しないことになります。

3

顧客サイトの集計は行われません。 すべてのデータを顧客サイト・レベルで使用できます。

以前にロードした顧客の主要顧客の指定を削除するには、集計レベル3を使用します。 これにより、すべての顧客のデータを最下位レベルで使用できるようになります。 どの顧客も主要顧客としてマークされません。

集計レベル3を選択すると、次の処理が実行されます。

  • 集計は一切行われません。 すべてのデータが顧客サイト・レベルのみになります。

  • 以前の収集実行でオプション2または3を使用した場合は、ゾーンごとの「その他すべて」メンバーとそのデータがすべて削除されます。

  • 主要顧客の機能を使用しているプランが無効になります。それらのプランを再実行する必要があります。

「KeyCusOptnMembers」詳細タブはオプションです。 特定の顧客を主要顧客に指定する場合に使用します。 「階層名」列と「レベル名」列のエントリは、「KeyCusOptnHeader」タブで入力した情報と同じでなければなりません。 「レベル・メンバー名」列に、有効なレベル・メンバー名を入力します。 それらのメンバーのみが主要顧客と見なされます。

  • 「KeyCusOptnMembers」詳細タブが空の場合は、ヘッダー・タブで選択した階層レベルのすべての子メンバーが主要顧客に指定されます。

  • 「KeyCusOptnMembers」詳細タブが空でない場合は、リストされているメンバーのみが主要顧客として識別されます。

それらのメンバーは、ヘッダー・タブで指定されている階層レベルの子でなければなりません。

プランを作成する際に、「プラン・オプション」ダイアログ・ボックスのオプションで、プランに使用する顧客集計レベルを指定できます。

  • 主要顧客のデータは利用できますが、主要でない顧客のデータは「その他すべて」という名前のレベル・メンバーに集計されます。

  • このオプションの選択が解除されている場合、プランでは顧客データが集計されません。