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生産から原価計算へのトランザクションの転送

製造作業オーダー・トランザクションおよびイベントを原価会計に転送するには、生産から原価計算へのトランザクションの転送スケジュール済プロセスを使用します。

作業オーダー・トランザクションおよびリソース使用、廃棄、作業オーダー完了、クローズ・トランザクションなどのイベントは、原価会計配分の作成スケジュール済プロセスの前提条件として原価計算に転送されます。

使用する場合

生産から原価計算へのトランザクションの転送スケジュール済プロセスは、原価会計配分の作成プロセスの開始直前に完了するように調整する必要がある前提条件プロセスです。 原価会計がタイムリな生産原価情報で最新になるように、プロセスを1日に少なくとも1回実行するようにスケジュールする必要があります。 このプロセスは、ディシジョン・ポイントの前、1日の終了、生産シフト後、製造現場でのピーク・アクティビティ後などのビジネス・ニーズに応じて、1日に複数回実行することもできます。 プロセス・セットを使用して、このスケジュール済プロセスをパラレル・プロセスおよびダウンストリーム・プロセスと調整できます。

必要な権限

  • 製造から原価計算へのトランザクションの転送(WIP_TRANSFER_TRANSACTIONS_FROM_PRODUCTION_TO_COSTING)

仕様

このプロセスを設定する前に、次の内容を確認してください:
仕様 説明
ジョブ・タイプ アドホック・ジョブ

予定済

頻度 日次または1日に複数回。
時間 常時
期間 このプロセスの実行時間は、トランザクションの数によって異なります。
互換性 非互換性はありません。 このプロセスは前提条件のプロセスであり、このプロセスに依存する他のスケジュール済プロセスと連携して完了する必要があります。

パラメータ

パラメータ オプションまたは必須 説明 パラメータ値 特別な組合せが必要 ノート
組織 必須 このプロセスは、特定の在庫または製造組織に対して、またはすべての組織に対して実行できます。 組織名 該当なし 該当なし
ソース・システム 必須 作業実行、エンタープライズ・アセット管理またはすべてに対して実行することを選択できます WIE、EAMまたはAll 該当なし 該当なし

トラブルシューティング情報

リソース、廃棄、作業オーダー終了イベントの製造トランザクションを適時に入力します。