収益明細のインポート
収益明細のインポート・スケジュール済プロセスを使用して、販売オーダーの在庫から出荷に関連する売掛/未収金収益認識イベントを転送します。 これは、原価会計配分の作成スケジュール済プロセスの前提条件プロセスです。
認識済売上に比例して認識済売上原価会計入力が作成されている間に、販売オーダー出庫が処理されると、繰延売上原価入力が作成されます。 収益明細は、売上総利益のレポートおよびアナリティクスのために売上原価ともリンクされます。
使用する場合
収益明細のインポート・スケジュール済プロセスは、原価会計配分の作成プロセスの直前に完了するように調整する必要がある前提条件プロセスです。 コスト会計がタイムリな収益認識情報で最新であることを確認するために、1日に少なくとも1回実行するようにスケジュールする必要があります。 このプロセスは、出荷および顧客請求のピーク・アクティビティの後、ディシジョン・ポイントの前、1日の終わりなど、ビジネス・ニーズに応じて1日に複数回実行することもできます。 プロセス・セットを使用して、このスケジュール済プロセスをパラレル・プロセスおよびダウンストリーム・プロセスと調整できます。
必要な権限
- 収益照合プロセスへの売上原価の発行(AR_SUBMIT_COGS_TO_REVENUE_MATCHING_PROCESS)
仕様
このプロセスを設定する前に、次の内容を確認してください:
| 仕様 | 説明 |
|---|---|
| ジョブ・タイプ | スケジュール済または必要に応じて。 |
| 頻度 | 日次または1日に複数回。 |
| 時間 | 常時 |
| 期間 | このプロセスの実行時間は、トランザクションの数によって異なります。 |
| 互換性 | 非互換性はありません。 このプロセスは前提条件のプロセスであり、このプロセスに依存する他のスケジュール済プロセスと連携して完了する必要があります。 |
パラメータ
| パラメータ | オプションまたは必須 | 説明 | パラメータ値 | 特別な組合せが必要 | ノート |
|---|---|---|---|---|---|
| ビジネス・ユニット | 必須 | 売掛管理ビジネス・ユニット。 | ビジネス・ユニット名 | 該当なし | 該当なし |
| インポート基準日 | 必須 | 転送されるデータ量を制御する場合は、指定日を入力できます。 それ以外の場合は、現在の日付、期間終了日、または将来の日付を入力できます。 収益明細のインポートをスケジュールする場合は、現在日が将来のジョブをスケジュールします。 | 日付 | 該当なし | 該当なし |
| 開始日 | オプション | 開始日を入力して、処理するトランザクションの量を制御できます。 開始日を設定しない場合、会計日が前または現在のオープン総勘定元帳期間の開始日からインポート基準日までの収益明細が転送されます。 前の期間から収益認識イベントをインポートするには、適切な開始日を設定する必要があります。 | 日付 | 該当なし | 該当なし |
トラブルシューティング情報
-
Import Revenue Lines(収益明細のインポート)で古いレコードをインタフェースできない場合は、過去の現在の日付でプロセスを実行して、ジョブが古い未インタフェース・トランザクションを取得するようにします。