構成品目の作業オーダーの作成方法

オーダー構成(CTO)は、構成済製品をオーダーおよび履行するプロセスです。構成済製品は調達または受注生産され、その結果、バック・トゥ・バック購買オーダー、直接出荷購買オーダー、バック・トゥ・バック社内資材転送またはバック・トゥ・バック生産オーダーが生成されることがあります。サプライ・チェーン・オーケストレーションでは、通常、親オーダー組立(Assemple to Order: ATO)モデル構成の作業オーダーを作成します。子ATOモデル構成の作業オーダーは、サプライ・チェーン・プランニングにより作成されます。

作業オーダーは構成品目作業定義に基づいて作成されます。構成品目作業定義は、ベース・オーダー組立(ATO)モデル作業定義、選択されたオプション、トランザクション品目属性(TIA)、および適用ルールをエントリとして取得して、動的に作成されます。アプリケーションは、CTOフローで構成品目の作業オーダーを自動的に作成する場合に、プライマリATOモデル作業定義を考慮します。ユーザーは手動で構成品目の作業オーダーを作成でき、作業オーダーの作成用に関連するATOモデルの任意の作業定義を選択できます。

ユーザー・インタフェースでの作業オーダーの手動作成などの作業実行および製造実行の機能も、構成品目作業オーダーで使用できます。

Oracle Fusion Configuratorでオーダーを構成するときに、トランザクション品目属性(TIA)を選択して有効にできます。 ATOモデル作業定義で定義されるTIAベースの適用ルールにより、構成品目作業定義に含められる工程が決定されます。

TIAアプリケーション・スコープで構成照合および製造実行が有効になっている場合は、構成品目作業オーダーおよび製造実行ユーザー・インタフェースにTIA情報が表示されます。 TIAは、次の場所で情報参照の目的で表示できます。

作業オーダー・ヘッダー
作業オーダー工程
製品完了の詳細ユーザー・インタフェース

構成品目の作業オーダーを手動で(ユーザー・インタフェース、Webサービスまたは一括ロードを経由して)、または自動的に(アプリケーションによりCTOフローで)作成すると、オーダー構成中に選択された「構成トランザクション品目属性」が表示されます。