作業定義のデータ・セキュリティを有効にする方法

データ・セキュリティを使用した製造作業定義へのアクセスを制御できるようにするには、製造およびサプライ・チェーン資材管理オファリング内の設定およびメンテナンス作業領域で設定を実行します。

機能領域はユーザーとセキュリティおよび製造のマスター・データで、対応するタスクはデータ・セキュリティ・ポリシーの管理および製造のデータ・セキュリティ制御の管理です。

製造作業定義のデータ・セキュリティの有効化は、2ステップのプロセスです。最初のステップはデータ・セキュリティ・ポリシーを定義し、2番目のステップは製造作業定義ビジネス・オブジェクトに対してデータ・セキュリティを有効にすることです。

セキュリティ・コンソールでデータ・セキュリティ・ポリシーを定義するには、設定およびメンテナンス作業領域のデータ・セキュリティ・ポリシーの管理タスクを使用します。「管理」ページに移動し、「データベース・リソースの管理」ページに移動します。オブジェクト名WIS_WORK_DEFINITIONSandを検索し、プラス・アイコンをクリックして新しいポリシーを作成します。まず、ポリシー名と開始日、およびオプションで説明を指定します。次に、アクセス権を付与するジョブ・ロールを指定します。

次に、ルールを指定します。行セットには3つの値があります: 複数の値、すべての値および単一値。行セットが複数の値として指定されている場合、シード済条件またはカスタム条件のいずれかを使用できます。行セットがすべての値として指定されている場合、ユーザーはすべての作業定義にアクセスできます。行セットが単一値として指定されている場合、作業定義IDを指定する必要があり、ユーザーはその特定の作業定義にアクセスできます。

最後に、アクションを指定する必要があります。シードされた2つの処理は保守と表示であり、カスタム処理は作成できません。

製造作業定義ビジネス・オブジェクトのデータ・セキュリティを有効にするには、設定およびメンテナンス作業領域の製造のデータ・セキュリティ管理の管理タスクを使用します。現在の更新では、データ・セキュリティの有効化チェック・ボックスはデフォルトで選択解除されています。チェック・ボックスを選択し、設定を保存します。これで、製造作業定義のデータ・セキュリティが有効になりました。