インバウンド供給を使用した分析および調整
「インバウンド供給」表を使用して、インバウンド資材制約がスケジュールに与える影響を確認します。 日付を調整し、供給を追加してスケジュール結果に影響を与え、様々なインバウンド供給シナリオを評価できます。
- 品目、オーダー、サプライヤ、サプライヤ番号、またはガント・チャートでの選択によって、データをフィルタできます。 ガント・チャートでの選択は、単一生産能力リソースでのみ可能です。
- 表で順序を選択すると、その消費工程がガント・チャートで強調表示されます。 強調表示は単一容量のリソースでのみ可能です。 これにより、予期しない供給遅延のスケジューリングの影響を簡単に把握できます。 強調表示を削除するには、「ハイライトのクリア」ボタンをクリックします。
ノート: ガント・チャートの選択および工程の強調表示によるデータのフィルタリングは、解決処理後にのみ正確です。
インバウンド供給表のオープン
- 生産スケジューリング作業領域の「生産スケジュール」ページで、必要なスケジュールをクリックします。
- 詳細セクションで、「表示」ドロップダウン・リストから「インバウンド供給」を選択します。
分析
購買オーダーまたは転送オーダーの到着数量と要求日を確認して、予定どおりに到着するかどうかを確認します。 オーダーはスケジュール・オプションに基づいてスケジュールに含められます。
- 要求日が予定範囲内にあり、期限超過の供給を含める範囲内にある場合、購買オーダーが含まれます。 ディープ・リンクをクリックして、対応する購買オーダー詳細をOracle Fusion Cloud Procurementに表示します。 このリンクにアクセスできるのは、購入分析ロールを持つユーザーとしてログインしている場合のみです。
- 転送オーダーは、予想搬送日または希望入手日が予定範囲内であり、期限超過供給を含める範囲内にある場合に含められます。
- 移動中出荷の場合、サプライ・チェーン実行の予想受入日を使用して、生産スケジュールに有効数量と含める数量が決定されます。
修正
次に、スケジュール結果に影響を与え、様々なインバウンド供給シナリオを評価するために変更できる内容を示します。
- 既存の供給のリクエスト日を変更する手順は、次のとおりです:
- 「リクエスト日セルの上書き」内のコンテンツをダブルクリックします。
- 「リクエスト日の上書き」セルに新しい日時を指定します。
- 解決の準備ができている場合は、「解決」をクリックしてスケジュールを解決し、それ以外の場合は他の調整に進みます。
- 品目の新規供給を手動で追加するには:
- インバウンド供給表で、「追加」ボタンをクリックします。
- 「供給」の追加ダイアログ・ボックスで、品目、数量およびリクエスト日を指定します。
- 解決の準備ができている場合は、「解決」をクリックしてスケジュールを解決し、それ以外の場合は他の調整に進みます。
解決プロセスでは、品目の新しい供給が使用され、それに応じて依存作業オーダー工程がスケジュールされます。
調整を行う際は、次の2つの点を考慮してください:
- 手動で追加した供給は、生産スケジューリングにのみ存在し、サプライ・チェーン実行には存在しません。 その結果、これらの供給のディープ・リンクは表示されません
- 手動で追加されたリクエスト日値およびインバウンド供給の上書きは、サプライ・チェーン実行にはリリースされません。