品質オブジェクトの自動採番スキーマの設定
番号生成は、作成したオブジェクトの番号を生成するプロセスです。 組織は、特定の要件に合せて独自の数値範囲を定義できます。
数値生成の方法は管理者が事前に定義し、管理者は品質オブジェクト・タイプごとに自動採番スキーマを構成できます。 品質問題または処理タイプの作成時に、「ユーザー定義」または「連番」の生成済方法のいずれかを選択します。
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ユーザー定義の方法では、フィールドは編集可能で、ユーザーは数値を入力できます。 メッセージとハイライトされた数値フィールドでは、競合が発生した場合に警告が表示されます。 その場合は、別の数値を入力します。
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生成済連番の方法では、数値フィールドは事前に移入されており、編集できません。 番号がすでに存在する場合、または品質問題の作成を取り消した場合、その番号は使用済になります。 次に作成する問題または処理に対しては、選択した順序に従って番号が自動的に生成されます。 競合が発生しないかぎり、または事前定義された最大試行回数に達するまで、アプリケーションでは次の番号が生成されます。 この制限内で番号が生成されない場合は、最後に生成された番号に警告メッセージが表示され、品質オブジェクトの作成取消のみを行えます。
すべての品質問題および品質処理のタイプで、番号生成方法を設定できます。 根本的な品質問題および処理タイプの場合、親から継承オプションではなく、ユーザー定義および順序生成オプションのみがあります。 生成済連番の方法を選択する際、自動採番スキーマのプリフィクス、サフィクスおよび増加番号の範囲を指定し、作成する既存のタイプの品質問題または品質処理に割り当てます。