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サプライ・チェーン・プランニングのデータ収集タイプ

プランニング・データを収集するときに「プランニング・データの収集」タスクで指定するパラメータの1つに「収集タイプ」パラメータがあります。

このタスクは、任意のサプライ・チェーン・プランニング作業領域から選択できます。 「収集タイプ」パラメータに対して、次のいずれかの値を選択できます。

  • ターゲット: 大量のソース・システム・データを収集する場合は、「ターゲット」収集タイプを選択します。 通常、「ターゲット」収集タイプは、トランザクション・データの一括アップロード、インスタンスのアップグレード、収集フィルタの変更などのシナリオで使用します。

  • ネット・チェンジ: 正常に完了した最後の収集サイクル以降の変更されたデータおよび新しいレコードを収集する場合、「ネット・チェンジ」収集タイプを選択します。

  • 自動選択: プランニング・プロセスによって各エンティティに適切な収集タイプを決定および自動選択する場合は、「自動」収集タイプを選択します。

ターゲット

「ターゲット」収集タイプは、データ・リポジトリ内のデータに対して完全なリフレッシュを実行する場合に使用します。 このモードでは、選択されたエンティティの既存のデータがプランニング・プロセスによってデータ・リポジトリから削除されます。 次に、選択したエンティティのデータが、後でソースから収集された場合に、削除されたデータが、そのデータに置き換えられます。

ノート: 品目原価、リソース可用性、会計カレンダ、すべての出荷および記帳履歴データの各データ収集エンティティについては、「ターゲット」収集タイプのみを使用できます。

ネット・チェンジ

「ネット・チェンジ」収集タイプを使用すると、データが増分収集されます。 「ネット・チェンジ」収集タイプでは、変更された、または新しいデータのみが収集されます。 通常、「ネット・チェンジ」収集タイプを使用してデータを収集する方が、「ターゲット」収集タイプを使用するよりも高速です。 一般的に、「ネット・チェンジ」収集タイプは、過去にターゲット収集を実行し、その後、実行システムのデータを適用してプランニング・データを最新の状態に保つ場合に使用します。 収集タイプが「ネット・チェンジ」の場合は、需要プランニング・データを選択できません。

自動選択

どの収集タイプを選択すべきかわからない場合、およびプランニング・プロセスによって各エンティティの収集タイプを決定する場合は、「自動」収集タイプを使用します。 プランニング・プロセスでは、各エンティティが複数のファクタ(エンティティの最後の収集日など)に基づいて評価され、エンティティに対して実行する収集(ターゲットまたはネット・チェンジ)が決定されます。 収集するエンティティを手動で選択することも、あるいは事前定義されたテンプレートの1つを使用してエンティティを選択することもできます。 事前定義されたテンプレートの1つを選択した場合、「参照データ」、「需要プランニング・データ」および「供給プランニング・データ」タブでは変更できません。