サプライ・チェーン・プランニングの異なるデータ・タイプの収集方法
データを収集するときには、参照データ、需要データおよび供給データの3つのカテゴリからデータを収集します。 「プランニング・データの収集」ページには、これらの各カテゴリのタブがあります。
収集されたデータは、プランニング・データ・リポジトリに保管されます。
次の図は、Oracle Fusionソース・システムからプランニング・データ・リポジトリに収集するデータの3つのカテゴリを示しています。
コールアウトの説明
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参照データは、主にOracle Fusion Cloud SCMをソースとします。
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需要データは、Oracle Fusion Cloud Order ManagementとOracle Fusion Cloud Inventory Managementから取得します。
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供給データは、Oracle Inventory ManagementとOracle Fusion Cloud Manufacturing、Oracle Fusion Cloud Purchasingをソースとします。
参照データ
収集プロセスは、主にOracle Fusion Cloud SCMをソースとする参照データから始まります。 基本品目、リソース、組織、顧客とサプライヤ、カレンダ・データなどのデータ収集エンティティを収集します。
さらに、Oracle Fusion Cloud Supply Chain Planningも使用して次の項目を収集します:
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品目構成: 品目レベルの需要をコンポーネント需要および供給に展開するため
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作業定義: 製造品目のコンポーネントおよびリソース所要量を割り当てるため
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単位: プラン・データを調整し、プランをある一連の単位から別のものに変換するため
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原価: 財務の観点からプランをレビューし、計画の意思決定による財務的な影響を評価するため
需要データ
需要データ収集のソースとしては、次の2つが考えられます。
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Oracle Fusion Cloud Order Managementからの販売オーダー: これを需要予測の基礎として使用するとともに、現在のオーダーで短期予測タイム・バケットの需要を消費できます。
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Oracle Fusion Cloud Inventory Managementからの出荷履歴: これを使用して出荷予測を生成できます。
供給データ
供給データは、次の3つのソースから収集します。
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Oracle Inventory Management: 手持在庫、予約、資材転送、移動中在庫供給および受入に関連するデータが提供されます。
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Oracle Manufacturing: 仕掛ステータスおよび製造作業オーダーが提供されます。
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Oracle Purchasing: 購買依頼および購買オーダーが提供されます。