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原価積上の最新の作業定義の使用

原価シナリオを定義するときに、「原価の積上」プロセスによる原価の計算に最新またはアクティブな作業定義のどちらを使用する必要があるかを指定できます。

原価シナリオでは、「最新の作業定義の使用」オプションを選択して、原価を計算するために原価の積上プロセスにおいて製造からの現在のアクティブ作業定義を考慮する必要があることを示すことができます。 構成品目の場合は、プロセスではベース・モデルのアクティブな作業定義に基づいて最新の構成オプションが使用されます。

このオプションが選択されていない場合、「原価の積上」プロセスでは、標準品目の現在の標準原価の計算に使用される作業定義構成が使用されます。 構成品目の場合、プロセスでは現在の標準原価の計算に使用される構成オプションが使用されます。

標準品目の原価シナリオの場合、このオプションは、原価積上スコープが「すべての品目」、「選択済品目」または「選択済品目カテゴリ」に設定されている場合にのみ適用できます。 構成品目の原価シナリオの場合、このオプションは、原価積上スコープが「選択済品目」、「選択済品目カテゴリ」または「使用場所」に設定されている場合にのみ適用できます。

次の表に、構成品目の原価シナリオにおいてこのオプションを選択した場合や選択しない場合の影響を示しています。

積上スコープ 「最新の作業定義の使用」を選択した場合 「最新の作業定義の使用」を選択しない場合
選択済品目 製造された構成品目の原価は、ベース・モデルの最新の構成オプションおよびアクティブな作業定義に基づいて積み上げられます。 製造および調達構成品目の原価は、現在の標準原価を積み上げるために前の原価シナリオで使用された構成オプションを使用して積み上げられます。
選択済品目カテゴリ 製造された構成品目の原価は、ベース・モデルの最新の構成オプションおよびアクティブな作業定義に基づいて積み上げられます。 製造および調達構成品目の原価は、現在の標準原価を積み上げるために前の原価シナリオで使用された構成オプションを使用して積み上げられます。
使用場所 指定されたコンポーネントおよびリソースが基本モデルのアクティブな作業定義に含まれる場合に、製造構成品目の原価が積み上げられます。 指定されたコンポーネントおよびリソースが現在の標準原価を積み上げるために前の原価シナリオで使用された構成オプションに含まれている場合に、製造および調達構成品目の原価が積み上げられます。