原価管理の統合に使用できるWebサービス
Oracle Fusion Cloud SCMは、Oracle Cloud SCMに格納されているデータへのアクセスや、他のシステムへの統合の構築に使用できる、REST Webサービスを提供します。 次の表で、原価管理統合タスク用に提供されているいくつかのREST Webサービスについて説明します。
タスク |
摘要 |
RESTサービス名 |
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受入トランザクション原価の取得 |
REST Webサービスを呼び出して、購買オーダー・トランザクションや内部受入トランザクションの品目原価詳細を取得します。 取得した受入トランザクション原価の詳細は、クラウド・アプリケーションやサード・パーティ・アプリケーションと組み合せて使用して、分析レポートを作成したり、原価調整REST Webサービスなどのその他のREST Webサービスへの入力として使用したりできます。 |
受入原価 |
原価会計の間接費ルールの管理 |
REST Webサービスを呼び出して、原価会計の間接費ルールを作成、更新または削除します。 ルール名、トランザクション・タイプ、品目カテゴリ、有効日および間接費レートなどのルールの詳細を指定して、新しい間接費ルールを作成したり、既存の間接費ルールを更新したりできます。 |
原価会計の間接費ルール |
受入調整とレイヤー原価調整の作成 |
REST Webサービスを使用して、受入原価調整と原価レイヤー調整を作成します。 この機能は、以前に受け入れた大量の品目の原価調整を作成する必要がある場合に役立ちます。 たとえば、品目の受入原価をサプライヤ・リベートのリベート金額のファクタに調整できます。 このRESTサービスを使用すると、受入原価、ゼロ原価での受入、受入レイヤー原価を調整できます。 また、受入原価RESTサービスなどのその他のサービスと組み合せて使用できます。 |
原価調整 |
荷揚原価取引操作の管理 |
REST Webサービスを使用して、荷揚原価取引操作および関連手数料を作成、更新または削除します。 外部システムと統合するとき、または大量の取引操作や大量の手数料を扱うときに、取引操作が自動的に作成されます。 |
荷揚原価取引操作 |
原価管理で使用可能なREST Webサービスの完全なリストは、Oracle Fusion Cloud SCMのREST APIガイドを参照してください。