属性ベースのネッティング順序の定義
ネッティング順序は、すべての品目に共通にすることも、セグメントベースにすることもできます。 ネッティング順序には最大10のステップを設定できます。
品目の共通ネッティング順序の定義
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「すべての品目に共通のネッティング順序」タブをクリックします。
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ネッティング順序時間ウィンドウを指定します。
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計画オーダーの属性を選択します。
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「既存供給のネッティング順序」セクションで、ネッティング順序を作成または削除します。
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既存の順序の行をクリックします。
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需要属性、需要属性演算子および需要属性値を選択します。
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供給属性、供給属性演算子および供給属性値を選択します。
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品目のセグメントベースのネッティング順序の定義
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「品目セグメントに固有のネッティング順序」タブをクリックします。
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ソース・システムを選択します。
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セグメント・グループを選択します。
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セグメントを追加します。 セグメントごとに、セグメント名、摘要、時間ウィンドウ(日数)および計画オーダーの属性を指定します。 ネッティング順序には最大10のステップを追加できます。
既存の供給のネッティング順序を追加する方法の例
例を使用して、ネッティング順序がどのように適用されるかを理解しましょう。
2ステップの順序を想定します。 どちらのステップでも、需要属性は原産国とリージョンであり、両方のステップの需要演算子は「いずれか」です。 どちらのステップでも、供給属性は原産国とリージョンで、第1ステップの原産国とリージョンの供給演算子は「需要価額に一致する」であり、第2ステップでは、原産国の供給演算子は「いずれか」であり、リージョンの供給演算子は「需要価額に一致する」です。
次に、ネッティングが実行される方法を示します。
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供給属性が「リージョン」および「原産国」の既存の供給は、需要属性が「リージョン」および「原産国」の需要に割り当てられます。
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プランニング・プロセスでは、供給属性が「リージョン」および「原産国」の供給が調査され、ここで、「原産国」の供給属性は任意の値にすることができ、供給属性「リージョン」値は、配賦プロセス中に選択された需要の「リージョン」の属性値に一致する必要があります。 割り当てられる需要には、「原産国」需要属性の任意の値を指定することもできます。