属性ベースの転送推奨ビューからの計画供給のリリース
「属性ベースの転送推奨」ビューでは、ユーザー定義プランニング属性を持つ計画供給の推奨をソース・システムにリリース、再スケジュールおよび取消できます。
- 一連の値で指定される1つの指定から、同じ属性セットに対する別の値セットで指定される別の指定に供給を移動するための転送オーダーを作成するための転送推奨。
- ソース・システムに対する共通および属性固有の供給の推奨の前倒し、先送りおよび取消。
- 手持、購買オーダー、作業オーダーおよびOracle Fusion Cloud SCMへの転送オーダーのプロジェクトおよびタスク属性に基づく転送の推奨。
- Oracle Fusion Cloud SCMおよび外部ソース・システムに対する計画オーダー推奨。
- 属性転送の一部共通および手持プロジェクト。
この機能は、制約なしの供給プランと需要および供給プランに適用できます。
- リリースのプラン推奨をマークおよびマーク解除して、関連するリリース・ステータスを確認できます。
- 手持を2つのプロジェクト要求にペグすると、新しいロットは新しい属性を取得し、既存のロット(残りの手持数量を持つ)は既存の属性を保持します。
- 共通および手持プロジェクトを複数のプロジェクト需要にペグできます。 複数の需要に部分的に割り当てられた、プロジェクトおよびタスク属性の共通および手持プロジェクトに基づいて、転送のための特定の推奨を選択し、Oracle Fusion Cloud SCMに推奨をリリースできます。
- 一部リリースされた手持のリリース・ステータスは、「属性ベースの転送推奨」および「供給および需要」ビューで「一部リリース済」に設定されます。 一部リリースされた手持のプロジェクトおよびタスク属性に基づく転送の残りの推奨は、「属性ベースの転送推奨」ビューからリリースできます。
- 転送推奨は、「供給および需要」ビューからリリースすることもできます。
「属性ベースの転送推奨」ビューからの供給のリリースの例
例1: この例では、プロジェクトとタスク間で共通供給とプロジェクト供給をリリースする方法を示します。
50ユニットのプロジェクト予測需要にペグされた、手持が10ユニットと20ユニットの2つのプロジェクトについて検討します。 2つの手持供給の転送推奨は、ペグ数量とペグされた需要のプロジェクトとタスクに基づいてプロジェクト転送を開始するためにOracle Inventory Managementにリリースされます。
プロジェクト需要にペグされた購買オーダーの場合、転送推奨をリリースしてプロジェクト属性およびタスク属性を更新し、Oracle Purchasingで推奨を前倒しまたは先送りできます。
例2: この例では、プロジェクト作業オーダーの転送推奨をリリースする方法を示します。
異なるプロジェクト属性およびタスク属性を持つプロジェクト需要に割り当てられた作業オーダーについて検討します。 1つまたはすべての転送推奨を選択して、作業オーダーのプロジェクトおよびタスク属性に基づいてOracle Manufacturingへの転送の推奨をリリースします。
作業オーダーのプロジェクト属性およびタスク属性は、Oracle Manufacturingでペグされた需要のプロジェクトおよびタスクで更新されます。
例3: この例では、手持プロジェクトに基づいて転送の推奨をリリースする方法を示します。
プロジェクトおよびタスクが異なる複数のプロジェクト需要にペグされている、手持プロジェクトについて検討します。 プロジェクト需要にペグされた手持の1つに対応する、手持プロジェクトの転送推奨を選択します。 Oracle Inventory Managementのプロジェクト属性およびタスク属性に基づいて転送の推奨を開始するための推奨をリリースします。
リリース推奨では、ペグされた手持がOracle Inventory Managementの需要のプロジェクトおよびタスクに転送されます。
例4: この例では、ユーザー定義プランニング属性を持つ作業オーダー供給の再スケジュール推奨をリリースする方法を示します。
優先度が異なる需要にペグされたユーザー定義プランニング属性を持つ作業オーダー供給について検討します。 推奨をリリースすると、作業オーダーのみが再スケジュールされます。 作業オーダーのプランニング属性優先度値は、リリース中には更新されません。