プロキシの概要
休暇中や他の業務で忙しいときにも、タスクの実行が必要な場合があります。 他のユーザーが自分のかわりになりすましセッションにサインインしてタスクを実行できるように、プロキシを指定できます。
なりすましの仕組み
プロキシは自分のパスワードを使用してサインインし、なりすましセッションを開始できます。 プロキシは、プリファレンスを変更できないことを除いて、アカウントに無制限にアクセスできます。 デフォルトでは、プロキシの処理はすべて監査されます。 ビジネス・オブジェクトが監査用に設定されていない場合、プロキシはビジネス・オブジェクトに対して作業を行うことができません。 そのため、「監査なりすましトランザクション有効」(FND_AUDIT_IMPERSONATION_TRANSACTIONS)プロファイル・オプションを使用して監査を無効化するように管理者に依頼できます。
サインインすると、自分のプロキシが代理で行ったすべての作業を参照できます。 また、本人とそのプロキシが同時にサインインして作業できます。
ノート: HCM Cloudユーザーである場合、プロキシは自分の給与詳細や国別IDなどの個人情報および機密情報にアクセスできることに注意してください。