設定データ・エクスポートおよびインポート・プロセスの追加設定
一般に、エクスポートおよびインポート・プロセスでは次の追加設定は必要ありません。 必要かどうかを確認するには、このトピックで説明している特別な要件を確認します。
インポート専用設定モードの管理
本番環境などのいずれかの環境をインポート専用設定モードで運用することが必要になる場合があります。 その環境内の設定データは、設定インポート・プロセスを通じて管理できます。
環境がインポート専用設定モードの場合、ユーザーは設定ユーザー・インタフェースを使用して設定データを管理できません。 インポート・プロセスを使用して設定データを管理するには、設定データのインポートを実行するための設定移行設定の管理(ASM_MANAGE_SETUP_MIG_SETTINGS_PRIV)権限が必要です。 この権限は、Oracleから提供されるどのロールにも含まれていないため、明示的に付与する必要があります。
環境をインポート専用として指定するには、次のステップに従います。
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をクリックします。
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「企業情報」ページで、「機能設定の設定」セクションに移動して、「インポート専用設定モード」を有効にします。
外部マスター設定データのエクスポートの管理
外部マスター・システムをソースとする設定データが存在する場合があります。 外部マスター・データを設定エクスポート・プロセスから除外する場合は、指示に従い必要な変更を加えます。 このタスクでは、設定移行設定の管理(ASM_MANAGE_SETUP_MIG_SETTINGS_PRIV)権限が必要です。 この権限は、Oracleから提供されるどのロールにも含まれていないため、明示的に付与する必要があります。
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をクリックします。
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「企業情報」ページで、「機能設定の設定」セクションに移動し、「外部マスター設定データのエクスポートの管理」をクリックします。 「外部マスター設定データのエクスポートの管理」ページには、外部マスター・システムをソースとするすべてのビジネス・オブジェクトがリストされます。
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エクスポート・プロセスにビジネス・オブジェクトを含めるには、「エクスポートに含める」チェック・ボックスを選択します。 ビジネス・オブジェクトを除外する場合は、チェック・ボックスの選択を解除します。
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「保存してクローズ」をクリックします。
エクスポート・ファイル・サイズの変更
ほとんどのエクスポート要件では、通常、設定データ・エクスポート・ファイルのデフォルト・サイズで十分です。 タスクで大量の設定データをエクスポートする場合は、エクスポート・ファイルのサイズを大きくする必要がある可能性があります。 これにより、エクスポート・プロセス中に表示される可能性があるサイズ関連の警告メッセージにも対処できます。
エクスポート・ファイル・サイズ制限を変更するには、設定移行設定の管理(ASM_MANAGE_SETUP_MIG_SETTINGS)権限が割り当てられている必要があります。 エクスポート・ファイルのサイズを変更するには、次のステップを実行します。
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をクリックします。
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「企業情報」ページで、「機能設定の設定」セクションに移動し、「設定データのファイル・サイズの管理」をクリックします。
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ファイル・タイプを選択し、Oracle Supportの推奨に従ってその値を変更します。 ファイル・サイズを大きくする場合は、値を変更する前に、環境内で使用可能なメモリーを考慮してください。
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「保存してクローズ」をクリックします。