オートコンプリートのルールで使用される関数

ルール作成の最初のステップとして、主要な6つのデータ型を使用してそれぞれ1つの変数を定義できます。次に、変数等式の右側で、右側の演算子タイプを関数に変更します。

使用可能な最初の関数の初期デフォルト名をクリックして、使用可能な他のタイプの変換を確認します。使用可能な関数タイプは次のとおりです。

関数

使用方法

標準

技術的な変換に使用されます。

グローバル

取得が不可能とは言えないが困難であるコンテキスト情報を提供するために使用されます。これらの関数は、アプリケーションのHCMスイートによって提供されます。

オブジェクト

オートコンプリートのルール・エディタとは異なる、「ビジネス・オブジェクトの構成」ページを使用してビジネス・オブジェクトを作成するために使用されます。

IFブロック

関数を含む変数には、後続のIFロジックの一部が含まれます。

データ型依存関数の意義は、ルール・ロジックのIF文部分を作成する前に、対応する変数でこれらの関数が設定された方法で、ほとんどの条件ロジック(IF文のヘルプあり)が含まれることです。たとえば、ルールによって、ユーザー入力テキストがOracleで始まるかどうかを確認する必要がある場合、ほとんどの標準プログラミング言語では、ここに示すとおり、IF文内で変換を直接適用できます。

If <user text> begins with 'Oracle' then...

ただし、オートコンプリートのルールでは、最初にbegins with条件をテストするブール変数を宣言し、次のようにIf条件でブール変数を使用する必要があります。

def Boolean MyVariable = beignsWith(user text, 'Oracle')
If MyVariable = True then ...

このアプリケーション・ロジックのスタイルは、「月」、「日」など、任意またはすべてのデータ型依存関数に適用されます。多くの関数は非常に直観的ですが、ブール値を返す関数を含む変換は、従来のプログラミング・スタイルの観点から直観に反する可能性があります。

条件ブロック

条件ブロックは、条件付きのデフォルト設定または検証に使用されます。これにより、汎用のIf ... Then ... Else ...文のアウトラインがルール定義に挿入されます。これを使用して、フィールドまたはオブジェクト全体がNOT NULLである場合にのみ条件付きで続行することもできます。この汎用アウトラインの任意の部分に対して、変更または追加、あるいはその両方を行うことができます。

いくつかの共通オプションと、条件ブロックに固有の追加ナビゲーション要素があります。

  1. Elseブロックの削除。多くの場合、条件ブロックの一部としてElseを使用する必要はありません。通常の「次に追加」および「前に追加」に加えて、条件ブロック全体または条件ブロックのElseセグメントのみを削除するには、IF句の左側にある下矢印をクリックします。

  2. (右側に)インデントされた下矢印。これらの矢印は、ルール・ロジック内の現在の場所に応じて表示され、次のいずれかの操作を実行できます。

    • 条件の追加: これは、一連の条件ですでに使用されているのと同じ結合(AND/OR)を使用します。

    • 条件グループの追加: これにより、このクラスタ内で同じ結合を使用して一連の条件をクラスタ化できます。複雑な組合せロジックを予測し、条件グループを追加して各グループ内およびグループ間で使用される結合を制御する場合は、最初に条件グループを追加できます。デフォルト条件ブロックが表示される場合は、インデントされた矢印を使用して条件グループを追加し、元のデフォルト条件ブロックのデフォルト条件文部分を削除して続行します。各グループまたは条件グループ全体、あるいはその両方に同じ数の条件を追加できます。

    • 結合の変更: 結合を変更すると、同じグループ内のすべて、またはグループのないすべての条件についての結合が変更されます。

  3. 条件の削除: この関数には、条件の最後にxがあります。条件がブロックの唯一の条件である場合、その条件は削除できません。

  4. ルールの終了。この関数は、特定の条件に対して実行する既存のルールの一部を除外するために使用されます。
  5. 条件が満たされているかどうかにかかわらず、複数のことをする。これは、左端のインデントされた下矢印と同じように機能し、一度に1つのルール行を作成できます。