時期および事由ルールの構成のガイドライン

次の表は、「時期および事由」ビジネス・オブジェクトのルールを使用する際に考慮する点を示しています:

シリアル番号 フィールド ルールの用法 ルール・タイプ 影響を受けるセクション ヒントおよび考慮事項
1 有効日 雇用フローの「時期および事由」セクションで有効日をデフォルト設定します。 オブジェクト・デフォルト 時期および事由
  • ルールによるデフォルト設定は、ORA_PER_EMPL_DEFAULT_EFFECTIVE_DATEプロファイル・オプションによって設定されるデフォルト値よりも優先されます。
  • 昇格・昇進、ローカルおよびグローバル異動、異動、アサイメントの変更、事業所の変更およびマネージャの変更の各雇用更新フローの「時期および事由」セクションにユーザーが初めてアクセスしたときにのみ、有効日がデフォルト設定されます。
  • ORA_PER_EMPL_DEFAULT_EFFECTIVE_DATEプロファイル・オプション値がYに設定されている場合に、オートコンプリート・ルールが定義されていない場合は、現在のシステム日付に有効日がデフォルト設定されます。
  • ORA_PER_EMP_RETAIN_CHANGESプロファイル・オプション値がNに設定されていて、有効日がデフォルト設定されるようにオートコンプリート・ルールが定義されている場合。この場合は、ユーザーが雇用フローの有効日を手動で変更すると、新しい日付値が保持されます。
  • 雇用トランザクション・ページで変更されたフィールドに基づくオートコンプリート・ルールを使用して、有効日をデフォルト設定することはできません。これは、このページのトランザクション日が変更されるか、またはORA_PER_EMP_RETAIN_CHANGESプロファイル・オプション値が有効化(Yに設定)されるたびにトランザクションがロールバックされて、変更が再移入されるためです。
  • 雇用トランザクションを保存した後に再開するとき、または承認者によって雇用トランザクションが編集されたときには、有効日はデフォルト設定されません。
  • オートコンプリートのルールによるデフォルト設定はHCMデータ・ローダーおよびREST APIではサポートされていません。
  • 「雇用関係の作成」および「処理待ち就業者の変換」フローの有効日はデフォルト設定できません。