ライフ・イベント事由適時性

このFormulaタイプを使用して、潜在的ライフ・イベントを処理するかどうかを決定できます。

コンテキスト

このタイプのFormulaでは、次のようなコンテキストを利用できます。

• BUSINESS_GROUP_ID ( ENTERPRISE_ID)
• EFFECTIVE_DATE
• HR_ASSIGNMENT_ID
• PERSON_ID
• LER_ID

データベース・アイテム

このタイプのFormulaで使用可能な次のデータベース・アイテムのみを使用します。

• 表の属性列を除くすべての列: ben_ler_f
• 個人のアサイメントに基づくデータベース・アイテム- HR_ASSIGNMENT_IDおよびPERSON_ID。

入力変数

このタイプのFormulaでは入力変数を使用できません。

戻り変数

戻り変数には事前定義の名前を使用します。このタイプのFormulaでは、次のような戻り変数を利用できます。

戻り変数表

戻り値	データ型	必須	摘要
L_LIFEEVENT_VOIDED	文字	Y	YまたはNを返します

エラー

他の出力値が返された場合、加入プロセスはBEN_91329_FORMULA_RETURNでエラーになります。

サンプルFormula 1:

Formula名: BEN_LF_EVT_TMLNS

Formulaタイプ: ライフ・イベント事由適時性

説明: このFormulaでは、通知日がイベント発生日の30日より後の特定のイベントが無効化されます。

DEFAULT for BEN_LER_NAME is 'xyz '
DEFAULT for BEN_PIL_LF_EVT_OCRD_DT is '01-JAN-1951' (date)
DEFAULT for BEN_PIL_NTFN_DT is '01-JAN-1951' (date)
l_event_name = BEN_LER_NAME
L_LIFEEVENT_VOIDED = ‘N’
if ( l_event_name = 'Age Changed' or l_event_name = 'Address Changed' ) and ( add_days(BEN_PIL_LF_EVT_OCRD_DT,30) < BEN_PIL_NTFN_DT ) then
(L_LIFEEVENT_VOIDED = 'Y' )
return L_LIFEEVENT_VOIDED

サンプルFormula 2:

Formula名: BEN_LF_EVT_TMLNS2

Formulaタイプ: ライフ・イベント事由適時性

説明: このFormulaでは、通知日がイベント発生日の90日を超えているすべてのイベントが無効化されます。これは、将来日付の処理済イベントが取り消されるのを防ぐためです。

DEFAULT for BEN_PPL_LF_EVT_OCRD_DT is '1951/01/01 00:00:00'(date)
DEFAULT for BEN_PPL_NTFN_DT is '1951/01/01 00:00:00'(date)
L_LIFEEVENT_VOIDED = 'N'
if ( add_days(BEN_PPL_LF_EVT_OCRD_DT,90) < BEN_PPL_NTFN_DT )
then
(L_LIFEEVENT_VOIDED = 'Y' )
return L_LIFEEVENT_VOIDED