作業ストレージ領域は、Formula全域で使用されるグローバル値を格納するためのメカニズムです。
各種の呼出しメソッドを使用して、作業ストレージ領域内にアイテムが存在するかどうかの確認や、アイテムの削除、アイテムへの値設定、アイテムからの値取得を実行できます。値には名前でアクセスできます。名前は大文字小文字が区別されません。
この表は、作業ストレージ領域メソッドの一覧を示しています。
方法
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説明
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WSA_EXISTS(item [, type])
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item という名前のアイテムがストレージ領域に存在するかどうかをテストします。type が指定されている場合、同じ型のアイテムである必要があります。type の有効値は次のとおりです。
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DATE
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DATE_NUMBER
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DATE_TEXT
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NUMBER
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NUMBER_NUMBER
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NUMBER_TEXT
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TEXT
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TEXT_NUMBER ,
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TEXT_TEXT
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WSA_DELETE([item])
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item という名前のアイテムを削除します。名前を指定しなかった場合、すべてのストレージ領域データが削除されます。
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WSA_SET(item, value)
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item という名前のアイテムの値を設定します。同じ名前の既存のアイテムはすべて上書きされます。
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WSA_GET(item, default-value)
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item という名前のアイテムの値を取得します。item という名前のアイテムが存在しない場合、デフォルト値が返されます。default-value のデータ型は、item で予期されているデータ型です。
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