データ・グループおよび抽出データ・グループ接続の作成

「抽出の定義」プロセスの一部として、部門用と従業員用の2つのデータ・グループを作成する必要があります。抽出データ・グループ接続も作成する必要があります。

次にステップを示します。
  1. 「設計」タブをクリックして、データ・グループおよびレコードを作成します。
  2. ルート・データ・グループを次の情報で作成します。

    フィールド名

    エントリ

    Name

    Departments

    タグ名

    Departments

    ユーザー・エンティティ

    PER_EXT_SEC_ORGANIZATION_UE

    スレッド・データベース・アイテム

    抽出組織ビジネス・グループID

  3. 「保存」をクリックします。
  4. ノート: 「オブジェクト・スナップショット使用可能」オプションは、ルート・データ・グループに対してのみ表示されます。
    RESTサービスを介したオブジェクト・スナップショットのサポートを許可するには、「オブジェクト・スナップショット使用可能」を選択します。これを選択すると、オブジェクト・スナップショット・キー属性も有効になります。「オブジェクト・スナップショット・キー」属性は、スレッド・データベース・アイテム(抽出組織ビジネス・グループID)から導出されます。

    オブジェクト・スナップショットREST APIの詳細は、Oracle HCM Cloud REST APIガイドのオブジェクト・スナップショットRESTエンドポイントを参照してください。

  5. 「追加」をクリックして、新しいデータ・グループを定義します。
  6. 新しいデータ・グループを作成するために、次の表に示すように、フィールドを設定します:
    フィールド名エントリ

    Name

    Employees

    ユーザー・エンティティ

    PER_EXT_SEC_ASSIGNMENT_BASIC_UE
  7. 「保存」をクリックして、Employeesのデータ・グループを作成します。
  8. 「オブジェクト名」ツリーで「Employees」を選択し、データ・グループ接続の詳細を定義します。
  9. 「接続データ・グループ」タブをクリックします。
  10. データ・グループ接続を作成するために、次の表に示すように、フィールドを設定します:
    フィールド名エントリ
    親データ・グループ・データベース・アイテム 抽出組織ID
    データベース・アイテム 抽出アサイメント部門ID
  11. 「保存」をクリックします

次の作業

「フィルタ」タブを選択して、各データ・グループのデータ・グループ・フィルタ基準を定義します。

フィルタリング条件のセットを定義すると、データ抽出を制限できます。アプリケーションではこれらの条件を使用して、抽出データ・グループ基準を使用して抽出データ・グループの抽出を実行します。

データ・グループ・フィルタを式またはFastFormulaとして指定でき、その一方または両方を選択できます。使用可能なデータベース・アイテム、パラメータおよび演算子(条件および論理)を使用して基準を構築できます。フィルタ基準は、HCM抽出において実行時にユーザー・エンティティSQLに追加するとより効率的になります。基準を式として指定できない場合は、FastFormula内にロジックを配置し、定義にそれを含めます。FastFormulaはYまたはNの値を戻して、レコードを抽出する必要があるかどうかを示します。基準とFormulaの両方を指定した場合は、両方の条件が適用されます。