フロー・パターンの編集の例

企業の要件が満たされるようにフロー・パターンを編集する方法を理解するために、これらのシナリオをレビューします。「給与フロー・パターン」タスクまたは「抽出の調整」タスクを使用して、これらのシナリオを編集します。

指定された値を使用するためのパラメータの更新

給与では、InFusion Consolidation Group Aという単一のプロセス構成グループが使用されます。構成グループのタスク処理パラメータに定数を指定し、データ入力の誤りを回避するためにパラメータを非表示にする必要があります。次のステップを実行します。

  1. 給与サイクルに定義したフロー・パターンを問い合せます。

  2. 「給与フロー・パターン」ページの「パラメータ」タブで、「プロセス構成グループ」パラメータを編集します。

    「プロセス構成グループ」タスク処理パラメータの定数値を保守し、データ入力の誤りを回避するために、これらの値を入力します。

    パラメータ詳細

    表示

    いいえ

    表示書式

    テキスト

    参照

    値なし

    使用

    入力パラメータ

    パラメータ基準

    定数バインド

    基準値

    InFusion Configuration Group A

訂正処理の事由の指定

通常、企業では電子送金支払を発行します。小切手支払の発行とマネージャの小切手発行事由を確認および追跡するフロー・パターンを定義します。その情報を取得するには、フロー・パラメータを追加します。

  1. 定義したフロー・パターンを問い合せます。

  2. 「給与フロー・パターン」ページの「パラメータ」タブで、「事由」パラメータを選択および追加し、パラメータをフロー送信パラメータとして組み込みます。次の詳細を入力します。

    パラメータ詳細

    表示

    はい

    表示書式

    テキスト

    参照

    値なし

    使用

    入力パラメータ

    パラメータ基準

    コンテキスト・バインド

    基準値

    給与フロー

タスクの追加およびタスク順序の変更

フロー・パターンには、「総支給項目の計算」プロセスおよびエレメント結果登録レポートが含まれます。これらのステップを実行して、2つの抽出レポートを同時に実行し、検証タスクを追加して、チェックリストを単一リストに簡略化します。

  1. 「データ交換」領域で、「抽出の調整」タスクを選択します。

  2. 「HCM抽出の調整」ページで、フロー・パターンを問い合せます。

  3. 「給与フロー・パターン」ページの「タスク」タブで、次のようにします。

    1. 最初の抽出レポートを追加し、「総支給項目の計算」として同じアクティビティとタスク・グループを指定します。

    2. 2番目の抽出レポートを追加し、「総支給項目の計算」として同じアクティビティとタスク・グループを指定します。

    3. 手動の検証タスクを追加し、「総支給項目の計算」として同じアクティビティとタスク・グループを指定します。

  4. 「タスク詳細の編集: 所有者」および「チェックリスト詳細」ページで連番を指定して、各タスクを編集します。

    チェックリスト内の最初のタスクに、最も小さい番号を使用します。たとえば、次の順序を指定できます。

    • 「総支給項目の計算」タスクに対して10

    • 最初の抽出レポートに対して20

    • 2番目の抽出レポートに対して30

    • 手動検証タスクに対して40

  5. 「タスクの順序」タブで、2つのレポートが同時に実行されるように、レポート・タスクの順序をこの順序に変更します。

    タスク

    次のタスク

    フローの開始

    総支給項目の計算

    総支給項目の計算

    最初の抽出レポート

    総支給項目の計算

    2番目の抽出レポート

    最初の抽出レポート

    手動の検証タスク

    2番目の抽出レポート

    手動の検証タスク

    手動の検証タスク

    フローの終了

スケジュールされた抽出での日付の自動増加

ユーザーが処理日パラメータを入力する必要がある、週次給与データを抽出するフロー・パターンを作成します。抽出が週次で実行されるようにスケジュールします。アプリケーションによって、送信時にフロー・パラメータが評価され、タスクの実行が開始されたときにタスク・パラメータが評価されます。日付フィールドが自動的に増加されるように、タスク・パラメータを編集します。日付値は、デフォルトの日付パラメータ値から導出されます。

「抽出の調整」タスクまたは「給与フロー・パターン」タスクを使用します。次の処理を実行して、タスクの「基本情報」ページでタスクのパラメータを編集します。

  1. 「処理日」パラメータを選択します。

  2. 「パラメータ基準」フィールドで「コンテキスト」バインドを選択します。

  3. 「基準値」フィールドで「システム日付」を選択します。