偽装監査
ユーザーは、一時的に自分のプロファイルを偽装し、アプリケーション・タスクを実行する他のユーザーを指定できます。アプリケーションでインパーソネータが行うタスクがどのように監査されるかを理解しましょう。
偽装監査について次のことを知っておく必要があります。
- 偽装監査は、「監査偽装トランザクション有効」プロファイル・オプションを使用して制御されます。デフォルトでは有効になり、プロファイル値は「はい」に設定されます。これを無効化するには、プロファイル値を「いいえ」に設定します。
- アプリケーションで監査が無効化されている場合でも、偽装監査はアクティブなままです。
- 実行時には、属性の監査が有効化されていない場合でも、監査設定によって属性に関する情報が追跡されて格納されます。
- ユーザーが監査履歴を表示する際には、偽装されたユーザー別にフィルタして監査情報を取得できます。
偽装監査はスコープ内で制限され、「監査ポリシーの管理」タスクのビジネス・オブジェクトのみに適用されます。
偽装監査は有効か。 | インパーソネータができること |
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はい | インパーソネータは、「監査ポリシーの管理」タスクのビジネス・オブジェクトのみを更新できます。これは、偽装監査情報がこれらのビジネス・オブジェクトに対してのみ完全に取得できるためです。 |
いいえ |
インパーソネータは、「監査ポリシーの管理」タスクの一部ではないビジネス・オブジェクトも更新できます。 注意: 偽装監査が無効になっている場合でも、偽装情報は監査表に引き続き取得されます。ただし、ベース表に対応する監査表がない場合、アクティビティは実際のユーザーが実行したかのように監査されます。
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