オプション属性に対するNULLチェックの使用

ルール条件で使用するトランザクション属性の中には、トランザクション入力時にオプションの属性がある場合があります。

そのようなオプション属性を使用してルールを作成する場合は、nullチェック条件を含めることをお薦めします。これにより、そのようなオプション属性に値が入力されていないトランザクションに対してルール評価が失敗しなくなります。

たとえば、買掛/未払金請求書の購買オーダー番号属性を使用する承認ルール条件の場合は、次のようにします:

InvoiceHeader.Purchase Order Number startsWith ABC

nullのチェック条件を追加して、購買オーダー番号が参照されていない請求書に対処します。

InvoiceHeader.Purchase Order Number != null

UIのオプション属性には、ユーザーが値を入力しないことがよくあります。オプションの属性が承認ルールで使用されていると、サーバーでNULLポインタ例外がスローされます。そのようなルールが実行されると、トランザクションが拒否されます。オプションの属性が使用されている場合は、必ずnullチェック操作を含めることをお薦めします。