「周辺情報」機能のWebサービスを使用した事業所属性の移入
eLocationサービスでサポートされていない国については、この手順を使用して、「周辺情報」機能のWebサービスによって事業所属性を移入できます。「周辺情報」機能を使用すると、周辺情報をすばやく特定できます。
この機能では、現在の事業所の担当者、商談、顧客などの事業所情報に基づいてオブジェクトの近接検索を実行できます。
LocationService Webサービスを使用した事業所属性付き住所の作成
createLocation操作を使用して、緯度や経度などの事業所属性を持つ住所を作成するステップは、次のとおりです。
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WebサービスURLの抽出
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WebLogic Serverの資格証明を使用してOracle Enterprise Manager Applications Controlにサインインします。
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ナビゲーション・ツリーから「Oracle Fusion Customer Relationship Management」を選択し、次に
「Fusion Applications」
を選択します。 -
ツリーから「CrmCommonApp」、
「CrmCommonApp (CRMCommonServer_1)」
の順に選択します。 -
「Webサービス」ペインで、LocationServiceSoapHttpPortポートを対象として「テスト」をクリックします。
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Webサービスのテスト・ペインで、「WSDL」フィールドに表示されるWSDLのURL (「?wsdl」まで)をコピーし、メモ帳にペーストします。
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ペイロードの導出
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WebブラウザでWSDL URLを起動して、LocationServiceエンドポイント・ページをオープンします。
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「LocationServiceSoapHttpPort」ペインで、「操作」リストから「createLocation」を選択します。
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「事業所」ペインで、次の表に示すフィールドに値を入力します。
フィールド
値
国
CN
Address1
Chaoyang District
市区町村
Shanghai
郵便番号
200233
州
中国
作成元モジュール
AMS
緯度
20.36789
経度
-39.34444
ノート: この「事業所」ペイン内の他のパラメータの選択はすべて解除してください。また、LocationProfile、OriginalSystemReference、LocationInformationの各オプションの選択を解除してください。 -
「XMLソース」オプションをクリックします。
ノート: このオプションは操作リストの横に表示されます。 -
XMLソースをコピーし、メモ帳にペーストします。
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Webサービスの呼出し
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Oracle Fusionサービス・テスター・ページをオープンします。
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「WebサービスURL」フィールドに、「WebサービスURLの抽出」の項のステップ5で導出したWSDL URLをペーストします。
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資格証明としてユーザー名とパスワードを入力します。
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「ペイロード」ペインに、「ペイロードの導出」の項のステップ5で導出したXMLソースをペーストします。
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Invoke
をクリックします。出力ペイロード・ペインに出力ペイロードが表示されます。
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Webサービスのテスト
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Oracle Fusion Applicationsの「ホーム」ページにサインインします。
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「顧客センター」作業領域にナビゲートします。
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追加した住所を検索します。
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「住所」セクションをクリックします。
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「処理」リストから、「地理情報の表示」オプションを選択します。
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緯度と経度の詳細を確認します。
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LocationService Webサービスを使用した住所の事業所属性の更新
updateLocation操作を使用して、緯度や経度などの住所の事業所属性を更新するステップは、次のとおりです。
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WebサービスURLの抽出
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WebLogic Serverの資格証明を使用してOracle Enterprise Manager Applications Controlにサインインします。
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ナビゲーション・ツリーから「Oracle Fusion Customer Relationship Management」を選択し、次に「Oracle Fusion Applications」を選択します。
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ツリーから「CrmCommonApp」、
「CrmCommonApp (CRMCommonServer_1)」
の順に選択します -
「Webサービス」ペインで、LocationServiceSoapHttpPortポートを対象として「テスト」をクリックします。
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Webサービスのテスト・ペインで、「WSDL」フィールドに表示されるWSDLのURL (「?wsdl」まで)をコピーし、メモ帳にペーストします。
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ペイロードの導出
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WebブラウザでWSDL URLを起動して、LocationServiceエンドポイント・ページをオープンします。
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「LocationServiceSoapHttpPort」ペインで、「操作」リストから「updateLocation」を選択します。
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「事業所」ペインで、次の表に示すフィールドに値を入力します。
フィールド
値
LocationId
300100078489616
ノート: 「結果のテスト」の項のステップ1で生成された事業所IDを入力します。緯度
30.36789
経度
-40.34444
ノート: この「事業所」ペイン内の他のパラメータの選択はすべて解除してください。また、LocationProfile、OriginalSystemReference、LocationInformationの各オプションの選択を解除してください。 -
「XMLソース」オプションをクリックします。
ノート: このオプションは操作リストの横に表示されます。 -
XMLソースをコピーし、メモ帳にペーストします。
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Webサービスの呼出し
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Oracle Fusionサービス・テスター・ページをオープンします。
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「WebサービスURL」フィールドに、「WebサービスURLの抽出」の項のステップ5で導出したWSDL URLをペーストします。
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資格証明としてユーザー名とパスワードを入力します。
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「ペイロード」ペインに、「ペイロードの導出」の項のステップ5で導出したXMLソースをペーストします。
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Invoke
をクリックします。出力ペイロード・ペインに出力ペイロードが表示されます。
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Webサービスのテスト
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Oracle Fusion Applicationsの「ホーム」ページにサインインします。
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「顧客センター」作業領域にナビゲートします。
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更新した住所を検索します。
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「住所」セクションをクリックします。
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「処理」リストから、「地理情報の表示」オプションを選択します。
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緯度と経度の詳細を確認します。
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