Oracle Transactional Business Intelligenceでの財務サブジェクト領域の探索

この例では、Oracle Transactional Business Intelligenceの財務サブジェクト領域を調査します。「資産」、「予算管理」、「資金管理」、「経費」、「一般会計」、「会社間」、「買掛/未払金」、「売掛/未収金」、「収益管理」および「補助元帳会計」というサブジェクト領域を持つ財務製品のリストを次に示します。

  1. 財務レポート・センターから開始します。

  2. 「タスク」をクリックします。

  3. 「財務レポートのワークスペースをオープン」をクリックします。

  4. 「ナビゲート」「アプリケーション」「BIカタログ」を選択します。

  5. アクセス権を持つサブジェクト領域を表示するには、分析を作成する必要があります。

    1. 「新規」アイコンをクリックします。

    2. 「分析」をクリックします。

    サブジェクト領域はフォルダに編成されており、そこに含まれる情報はレポート要件に基づいて異なります。「一般会計」サブジェクト領域には、勘定科目残高、仕訳および期間ステータスが含まれます。

  6. 「総勘定元帳 - トランザクション残高リアルタイム」サブジェクト領域を選択します。サブジェクト領域名の「リアルタイム」という用語は、その情報が、最新の一般会計仕訳が転記された時点の最新の情報であることを示します。このサブジェクト領域を使用して、残高試算表および一般問合せを作成し、勘定科目残高の変更の推移をレビューできます。「サブジェクト領域」ペインに表示されるフォルダの一部を次に示します。

    • 貸借一致セグメント

    • コスト・センター・セグメント

    • 通貨

    • 時間

    • 元帳

    • 元帳セット

    フォルダを展開すると、そのコンポーネントを表示できます。たとえば、「時間」フォルダには会計期間および会計年度が含まれています。複数の元帳がある場合は、元帳および元帳セットでフィルタする分析を作成できます。特定の一般会計残高または一般会計残高のグループを問い合せることができます。

  7. 「サブジェクト領域」ツールバーの「サブジェクト領域の追加または除去」アイコンをクリックすると、より多くのサブジェクト領域とそこに保持される情報タイプが表示されます。

    たとえば、「買掛/未払金」サブジェクト領域では、サプライヤ、サプライヤ残高および運送費や税額を含む請求書に関する情報を調べることができます。請求書および支払が一般会計にどのように影響を与えるかを確認することもできます。分析では、どの請求書が期限内に支払われたかや、小切手が決済されたかどうかなどが示されます。

    「売掛/未収金」サブジェクト領域には、顧客情報、顧客残高、支払条件や入金、クレジット・メモ、収益修正などの請求書詳細が含まれます。買掛/未払金と同様に、一般会計勘定残高に対する入金の影響を分析できます。