会社間トランザクションのインポート
会社間トランザクション・インポートを使用して、外部システムからのデータ、または以前の会計システムからの履歴データをインポートします。
テンプレートを簡単に見つける方法は次のとおりです。
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Oracle Help Centerから、Oracle Financials Cloudのファイルベース・データ・インポート・ガイドを開きます。
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「一般会計共通モジュール」→「会社間トランザクション・インポート」にナビゲートします。
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「ファイル・リンク」セクションで、Excelテンプレートへのリンクをクリックします。
ワークシートでデータを準備するには、次のガイドラインに従ってください。
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各列の必須情報を入力してください。詳細なインストラクションは、各列ヘッダーのツールチップを確認してください。
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テンプレート内の列の順序を変更しないでください。
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列を使用しない場合は、非表示にするかスキップし、削除はしないでください。
会社間インポートに影響を与える設定
会社間インポート・テンプレートには、指図タブとデータがロードされる表を表す5つの追加タブが含まれます。
スプレッドシートのタブ |
摘要 |
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インストラクションおよびCSV生成 |
データの準備およびロード、テンプレートのフォーマット、「会社間トランザクションのインポート」プロセスの発行、インポート・エラーの修正の手順に関する情報が含まれています。 |
FUN_INTERFACE_CONTROLS |
各実行でインポートされるデータをグループ化します。 |
FUN_INTERFACE_BATCHES |
バッチ情報を格納します。 |
FUN_INTERFACE_HEADERS |
各受信者のトランザクション・ヘッダーに関する情報を格納します。 |
FUN_INTERFACE_DIST_LINES |
送り側および受け側の配分を格納します。 |
FUN_INTERFACE_BATCHDISTS |
FUN_INTERFACE_BATCHDISTSに配賦するパーセントを格納します。 |
会社間のインポート・プロセスを実行する前に、次の設定を構成します。
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会社間システム・オプション、トランザクション・タイプ、および会社間組織を設定します。トランザクションが発行された時、アプリケーションが会社間売掛/未収金および買掛/未払金の勘定を生成できるよう、会社間貸借一致ルールも設定することをお薦めします。
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会社間カレンダを使用している場合は、会社間期間ステータスを「オープン」に設定します。
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外部システムからデータをエクスポートし、Oracle Fusion Intercompanyインタフェース表に投入します。
会社間インポート・データの処理方法
会社間データをインポートするには、次のようにします。
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Oracle Fusionアプリケーションおよびレガシー・システムの両方のトランザクション・データを会社間インタフェース表にインポートします。
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「会社間トランザクションのインポート」プロセスを実行して、会社間インタフェース表から会社間トランザクションを作成します。インポート・プログラムではまた、不十分または無効なデータが含まれるレコードが拒否され、インポートされなかった会社間トランザクションがリストされたレポートが生成されます。
- レポートをレビューします。拒否されたバッチがリストされている場合は、データを修正する必要があります。
- 次のいずれかの方法でデータを修正できます:
- スプレッドシートは、次の2つの方法でダウンロードできます:
- 「会社間トランザクション」>「インポート・エラー」タブにナビゲートし、特定の要求IDをクリックします。これにより、その特定の要求IDを持つトランザクションのスプレッドシートが作成されます。
- 「会社間トランザクション」>「タスク」>「インポート・エラーの修正」にナビゲートします。これにより、様々な基準を使用してエラーのあるトランザクションを検索できるスプレッドシートが作成されます。
- ワークシートの入力内容を修正し、「アップロード」をクリックします。
- 修正プロセスの使用方法の詳細は、IntercompanyCorrections ADFDIスプレッドシートのインストラクション・シートを参照してください。
- スプレッドシートは、次の2つの方法でダウンロードできます:
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内部取引が作成された後に、会社間ダッシュボードおよびアウトバウンド・トランザクションの管理ページからエラーを確認します。必要に応じて、エラーを修正し、再度送信します。
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手動承認が必要なトランザクションを承認します。トランザクションが承認済ステータスになった後、次のように適切な転送プロセスを実行します。
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請求を必要としないトランザクションには要約仕訳の作成を使用不可にして、「一般会計への会社間トランザクションの転送」プロセスを実行し、仕訳インポートの実行を選択します。このフローを完了するには、General Ledgerの仕訳を転記します。
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請求を必要とするトランザクションには「売掛管理への会社間トランザクションの転送」プロセスを実行し、「売掛/未収金請求書インポートの実行」オプションを選択します。「買掛管理への会社間トランザクションの転送」プロセスを実行し、「買掛/未払金請求書インポートの実行」オプションを選択します。このフローを完了するには、ReceivablesおよびPayablesで「会計の作成」プロセスを実行し、一般会計に転送して転記するオプションを選択します。
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