非営業日の処理オプション

有効日が非営業日に該当する場合は、2つの方法を使用してトランザクション処理を制御できます。

  • ユーザー別: 非営業日トランザクションの仕訳の入力権限が、デフォルトでは事前定義済の一般会計マネージャ・ロールおよび一般会計担当ロールの両方にデフォルトで割り当てられています。手動で入力された仕訳に対して、非営業日にトランザクションを転記できるかどうかを制御します。

  • ソース別: 平均残高処理が使用可能な場合は、仕訳ソースごとに会計日ルールを指定できます。次の3つのオプションのいずれかを選択して、有効日が営業日以外のトランザクションの処理方法を指定できます。

    • 独立: トランザクション日を受け入れて転記を完了します。

    • 失敗: トランザクションを拒否して転記しません。

    • 積上日: 同じ期間内の前の有効な営業日にトランザクションをロールし、転記を完了します。

      ノート: 積上日は、有効な営業日を見つけるために期間をまたぐことはできません。この例では、有効日が期間の境界に近い場合の処理を示します。4月3日が月曜日で、トランザクションの有効日が4月2日(日曜日)の場合、有効日は3月31日(金曜日)ではなく4月3日(月曜日)にロールされます。

      この方法を使用して、Oracle Fusion ReceivablesやOracle Fusion Payablesなどの補助元帳アプリケーションからの非営業日の自動仕訳の処理を制御します。