条件および契約の変更
デフォルトのコーポレート・ポリシー準拠メッセージは、通常、従業員が経費精算書を作成するときにチェック・ボックスを選択することで同意する承諾書です。デフォルトのメッセージでは、就業者が会社の出張および経費ポリシーを読み、同意したことが宣言されます。
コーポレート・ポリシー準拠メッセージを表示する場合は、提供されるデフォルトを使用するか、メッセージ・テキストを変更してテキストのみにしたり、会社の出張および経費ポリシーにナビゲートするクリック可能なリンクにすることができます。
ビジネス・ユニットには、コーポレート・ポリシーの同意の強制に関連する独自の要件がある場合があります。たとえば、ビジネス・ユニットによっては、独自の同意メッセージが反映された、特定の条件および契約テキストが必要になる場合があります。実装者は、次のことを行うかどうかを決定できます:
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選択する必要があるチェック・ボックスを表示して、就業者がコーポレート・ポリシーを読み、同意したことの確認を強制します
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ビジネス・ユニットに固有の条件および契約テキストを作成します
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コーポレート・ポリシーへのリンクとしても機能する、特定の条件および契約テキストを提供します
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ビジネス・ユニットに固有のコーポレート・ポリシーへのリンクを提供します
表示するテキスト・メッセージ、およびコーポレート・ポリシーへのクリック可能なリンクとして表示するかどうかを決定します。また、テキスト・メッセージの前に選択する必要があるチェック・ボックスを含めて、就業者のコーポレート・ポリシーの確認と同意を強制するかどうかも決定します。これらの決定は、経費システム・オプションの作成ページまたは「経費システム・オプションの編集」ページで行われます。
「すべてのビジネス・ユニット」セクションにナビゲートするには:
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「設定と保守」作業領域で、次の項目に移動します。
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オファリング: 財務
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機能領域: 経費
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タスク: 経費システム・オプションの管理
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「経費システム・オプションの管理」ページの「経費精算書の会社オプション」サブセクションで、「条件および契約の使用可能」チェック・ボックスを選択します。
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「コーポレート・ポリシーURL使用可能」チェック・ボックスを選択します。
「特定のビジネス・ユニット」セクションにナビゲートするには:
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「設定と保守」作業領域で、次の項目に移動します。
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オファリング: 財務
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機能領域: 経費
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タスク: 経費システム・オプションの管理
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「経費システム・オプションの管理」ページの「特定のビジネス・ユニット」セクションで、特定のビジネス・ユニットを選択してクリックします。
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「経費システム・オプションの編集」ページで、「経費精算書の会社オプション」タブを選択します。
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「条件および契約の使用可能」選択リストからオプションを選択します。
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「コーポレート・ポリシーURL使用可能」選択リストからオプションを選択します。
特定のビジネス・ユニットへのナビゲーション: 「設定および保守」→検索: 「経費システム・オプションの管理」→「経費システム・オプションの管理」リンクをクリック→「経費システム・オプションの管理」ページ→「特定のビジネス・ユニット」セクション→特定のビジネス・ユニットを選択してクリック→「経費システム・オプションの編集」ページ→「経費精算書の会社オプション」タブを選択→「条件および契約の使用可能」選択リストおよび「コーポレート・ポリシーURL使用可能」選択リスト。
ユーザー定義の条件および契約テキストの表示
条件および契約テキストの表示内容および表示方法を決定する前に、考慮するいくつかのオプションがあります。
次の表は、コーポレート・ポリシーURLを使用する場合と使用しない場合の、条件および契約テキストの選択または選択解除の複数の組合せを示しています。また、この表は、「経費精算書の作成」ページと「経費精算書の編集」ページおよび「ようこそ」ページに表示される結果のテキストおよびリンクについても説明しています。表に含まれる選択は、すべてのビジネス・ユニットの「経費システム・オプションの管理」設定ページで行われます。
「条件および契約の使用可能」チェック・ボックス |
コーポレート・ポリシー選択リスト |
「コーポレート・ポリシーURL使用可能」チェック・ボックス |
URLフィールド |
「経費精算書の作成」ページと「ようこそ」ページに表示される結果のテキストとリンク |
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選択 |
デフォルト・オプションを選択 |
選択 |
URLを指定 |
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選択 |
ユーザー定義オプションを選択 |
選択 |
URLを指定 |
|
選択解除 |
該当なし |
選択 |
URLを指定 |
|
選択 |
ユーザー定義オプションを選択 |
選択 |
該当なし |
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選択 |
該当なし |
選択 |
該当なし |
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選択 |
該当なし |
選択 |
URLを指定 |
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ユーザー定義の条件および契約テキストの参照コードの作成
「経費精算書の作成」ページと「経費精算書の編集」ページに表示されるユーザー定義のコーポレート・ポリシー準拠テキストを作成するには、次のステップを実行します:
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「設定と保守」作業領域で、次の項目に移動します。
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オファリング: 財務
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タスク: 参照の定義
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「標準参照の管理」リンクをクリックします。
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「標準参照の管理」ページの「検索」セクションで、「参照タイプ」フィールドにORA_EXM_TERMS_AGRMTと入力し、「検索」をクリックします。ORA_EXM_TERMS_AGRMT参照タイプが、関連する参照コードとともに表示されます。
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ORA_EXM_TERMS_AGRMT: 「参照コード」セクションで、「新規」(+)アイコンをクリックして、表に新しい行を追加します。
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「参照コード」フィールドに、Business Unit 1などの一意の値を入力できます。
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「表示順序」フィールドに、内容を表示する順序を入力します。
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「使用可能」チェック・ボックスを選択して、参照コードを有効にします。
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「内容」フィールドに、参照コードを定義するビジネス用語を入力します。条件および契約を有効にすると、参照コードの内容が順番に表示されます。
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「摘要」フィールドに、参照コード内容についての簡単な説明を入力します。選択リストの値にマウスを重ねると、摘要に入力した内容が表示されます。
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「保存」または「保存して閉じる」をクリックします。