追加トランザクションの仕訳確認

この例では、会社が資産取得に使用する仕訳をどのように登録するかを説明します。

シナリオ

Acme社はその急激な成長のため、アプリケーション処理のために強力なサーバーを必要としています。この新しいサーバーが、会社の要求を4年間満たすものと想定されました。しかし、このサーバーが適切な動作には、厳格な温湿度の要件があります。結果としてAcme社は条件を満たす新しい部屋をつくることにしました。Acme社は、サーバー・コンピュータを新規に購入し、これを情報技術部に割り当てました。ゆくゆくはこのサーバーは現在会社が建設中の新しい部屋に置かれます。サーバーは現在、これらの条件をかろうじて満たしている古いサーバー室にあります。

当期間追加トランザクションの詳細

新しいサーバー・コンピュータは、1年の第1四半期に購入、設置されました。資産は、取得された期間内にOracle Assetsに追加されました。償却対象額は4,000で、減価償却方法は定額法です。耐用年数は4年です。

資産取得価額が4,000増加します。資産取得価額勘定に4,000を借方記入し、資産精算勘定に4,000を貸方記入します。相殺勘定は、買掛/未払金精算勘定で差引勘定をする精算勘定です。その期間の計算済の減価償却額は250です。減価償却費勘定に借方記入し、償却累計額(引当金)勘定に貸方記入します。

その期間の計算済の減価償却額は250です。減価償却費勘定には借入額が記入され、償却累計額(引当金)勘定にはその額が貸方に記入されます。

追加の仕訳

次の仕訳は、買掛/未払金アプリケーションから作成されます。

勘定科目

借方

貸方

資産精算

4,000 USD

なし

買掛/未払金負債

なし

4,000 USD

次の仕訳は、「資産」から作成されます。

勘定科目

借方

貸方

資産取得価額

4,000 USD

なし

減価償却費

250 USD

なし

資産精算

なし

4,000 USD

償却累計額

なし

250 USD

別のシナリオでは、新しいサーバー・コンピュータは、1年の第1四半期に購入、設置されました。ただし、資産は2年の第2四半期に「資産」に追加されました。

次の仕訳は、買掛/未払金アプリケーションから作成されます。

勘定科目

借方

貸方

資産精算

4,000 USD

なし

買掛/未払金負債

なし

4,000 USD

次の仕訳は、「資産」から作成されます。

勘定科目

借方

貸方

資産取得価額

4,000 USD

なし

減価償却費

250 USD

なし

減価償却費(修正)

1,250 USD

なし

資産精算

なし

4,000 USD

償却累計額

なし

1,500 USD