勘定科目セットを使用した配分可能勘定科目の識別の例

石油会社は、掘削探査プロジェクトのための合弁企業の管理パートナです。このプロジェクトについて、合弁企業会計担当がPERMIANALPHAという合弁企業定義を作成しました。

この例では、会計担当が勘定科目セットを使用して合弁企業定義の配分可能勘定科目を識別するために実行したタスクを示します。

次の画像は、会計担当が、合弁企業定義の作成時に、ビジネス・ユニットにHEPP Petroleum USA BU1を選択したことを示しています。これは、掘削探査プロジェクトの財務を管理するためのOracle Fusion Cloud Financialsのビジネス・ユニットです。このビジネス・ユニットのプライマリ元帳には、会計担当がビジネス・ユニットを選択したときに自動的に識別されたHEPPLedgerという名前のCOAがあります。

この画像は、合弁企業定義の完成した「基本プロパティ」ページの例を示しています。関連する値は周囲のテキストで説明されます。

次に、会計担当は「勘定科目情報」ページにアクセスしました。このページには、「配分可能勘定科目の勘定科目セット」フィールドで選択された勘定科目セット"EXP_CIP_REVS"が表示されます。この勘定科目セットは、勘定科目の除外が少ない配分可能な勘定科目範囲を識別するように設定されています。

この画像は、合弁企業定義の完成した「勘定科目情報」ページの例を示しています。関連する値は周囲のテキストで説明されます。

「プライマリ・セグメント値」タブで、会計担当は「追加」をクリックし、HEPPCostcenterプライマリ・セグメントでコスト・センター6400 Permian Alpha Rigを識別しました:

この画像は、「勘定科目情報」ページの「プライマリ・セグメント値」タブの例を示しています。関連詳細は周囲のテキストで説明されます。

勘定科目セットの勘定科目がこのプライマリ・セグメント値と組み合せて使用され、合弁企業の配分可能勘定科目が識別されます。勘定科目セットの勘定科目フィルタに、合弁企業のプライマリ・セグメント値と一致しないプライマリ・セグメント値が含まれている場合、勘定科目は無視されます。