「プライマリ・セグメント値を含む」オプションを有効にしたフィルタ・セットの設定の例

この例は、間接費方法に設定されている勘定科目セットにのみ適用されます。

この例は、合弁企業に設定された勘定科目セットと合弁企業の元帳を示しており、「プライマリ・セグメント値を含む」オプションが選択されています。この構成により、勘定科目セットでは、合弁企業定義で指定されたプライマリ・セグメント値をフィルタリングに自動的に使用できます。HEPPCostcenterプライマリ・セグメントのプライマリ・セグメント値は3006および2002です。合弁企業会計担当は、これらのプライマリ・セグメント値を持つトランザクションを識別するためのフィルタを含むフィルタ・セットを追加する必要はありません。

この画像は、周囲のテキストの説明に従って入力された「勘定科目セットの編集」ページの例を示しています。

勘定科目セットには、次の表にリストされたフィルタを含む3つのフィルタ・セットが含まれています。この表は、勘定科目セットが「プライマリ・セグメント値を含む」オプションを選択して設定されている場合に、勘定科目セットのフィルタ・セットがどのように処理されるかを説明しています:

フィルタ・セット フィルタ 結果
FilterSet1 フィルタ: HEPPAccount 次の間にある 40000 AND 49999

このフィルタ・セットは、HEPPAccountが40000から49999の間のトランザクションをフィルタするために使用されます。

また、HEPPCostcenterが3006または2002であるトランザクションもフィルタされます。

FilterSet2

フィルタ1: HEPPAccount 次と等しい 3000

フィルタ2: HEPPCostcenter 次と等しい 4000

このフィルタ・セットは、HEPPAccountが3000と等しいトランザクションとHEPPCostcenterが4000と等しいトランザクションの両方のフィルタに従って、トランザクションをフィルタするために使用されます。

HEPPCostcenterの単一のレコードを4000、3006または2002にすることはできないため、HEPPCostcenterのフィルタは「プライマリ・セグメント値を含む」オプションを上書きします。

FilterSet3

フィルタ1: HEPPAccount 次の間にある 10000 AND 15000

フィルタ2: HEPPAccount 次と等しくない 11200

このフィルタ・セットは、HEPPAccountが40000から49999の間で、11200と等しくないトランザクションをフィルタするために使用されます。

また、HEPPCostcenterが3006または2002であるトランザクションもフィルタされます。